魚の話しということで、魚のオス・メスについて取り上げてみました。

オスはいらない、メスだらけの魚の世界

ニワトリの卵を産むのはメス、牛乳を取るのもメス、人間の食卓ということを考えると、オスよりもメスのほうが利用価値が高いように感じます。
養鶏場で卵を取るために飼われている鶏は、もちろんメスばかりです。

魚の世界でもメスのほうが価値が高い

魚については、メスのほうが成長が早かったり、大型になったり、子持ちとして珍重されたりと、メスのほうが利用価値が高いといった場合が多くあります。
そこで、養殖などでもメスがばかり養殖したらという発想がでてきます。

そこで登場するのがバイオ技術です。
魚をすべてメスにしてしまおうというのです。

えええ、すべてをメスにするってどんなことするの?と思われるかもしれませんが、2つの方法があるそうです。

ホルモンでメスを作り出せ

男ショート右あお

ああ、わかったわかった、オスにメスのホルモンを「ラブ注入~」みたいに与えて、オスをメスにしちゃうんでしょ。
ちょうど、はるな愛とかをいっぱい作りだすような感じになるんでしょ。


女眼鏡左きいろ

いえいえ、そんな単純な問題じゃないのよ。実際にはもうちょっと複雑なことをやるんだって


男ショート右あお

ええ、どんなことをやるのさ


女眼鏡左きいろ

まず、メスの稚魚にオスのホルモンを与えるんだって


男ショート右あお

えっ!? ウソだろ? それじゃ、メスをオスにしちゃってるようなもんじゃん。逆でしょ


女眼鏡左きいろ

いえいえ、メスの稚魚にオスのホルモンを与えると、まあ、メスがオスに変わるよね


男ショート右あお

うんうん、だからそうなるって、言ってんじゃん


TORAさん

それを言っちゃ~ おしまいよ。


男ショート右あお

って、なんで寅さんが出てくるんだよ


女眼鏡左きいろ

まあ、メスがオスになってはいるんだけど、ホルモンでそうしてるから、性染色体自体はメスのままなのよ。だから、ホルモンでメスからオスにした魚とメスの魚を交配させたとしても、遺伝的にはメス同士の掛け合わせということになるの


男ショート右あお

へぇ~、そうなんだ


女眼鏡左きいろ

つ・ま・り、メスとメスを掛け合わせているから、産まれてくる魚の子供は全部メスっていうことになるの。つまりメスしか産まれない。


男ショート右あお

うわ~、すごい世界や!

卵だけから魚を作り出せ

男ショート右あお

なぬ? 精子はどこにいったんだ? 卵だけって、無精卵とちがうのか?


女眼鏡左きいろ

ガンマ線や紫外線で精子の染色体をすべて殺してから、卵に受精させて、染色体を2倍に増やすやり方なのです。
つまり卵の染色体を2倍にしているわけなので、産まれてくる子どももみんなメスになるってわけ


男ショート右あお

おおお、なんか大奥の世界みたいだな。


女眼鏡左きいろ

あくまでも、これは理論上の問題ってことだけどね。