体臭は、他人が自分のことをどう思うかという点においても、気になる問題です。
体臭で周りの人に不快な思いをさせないというのは、社会人としては当然のマナーです。

ところが、ちょっと衝撃的な事実があるのです。
それは、体臭をなくそうと、体をていねいに洗うと、かえって逆に体臭が強くなってしまうということです。
これは本当なのでしょうか。

女ポニテ右ピンク

なんか、信じられないなー 一生懸命洗っているのに、かえって体臭がひどくなっちゃうって、どうすればいいの?


男眼鏡左みどり

体の汚れだけであれば、ぬるま湯だけで十分なのです。一生懸命ていねいに体を洗うと、逆効果という場合もあります。

体の汚れはぬるま湯だけで落ちるもの

体の汚れは、体臭の原因になります。

そこで、体の汚れを落とすためには、界面活性剤が入ったボディーソープで体中を泡だらけにして、落とすとキレイになるというイメージがあります。

しかし、泡立ちの良いボディーシャンプーを使って全身をこすり続けていると、界面活性剤と、こすることによる接触刺激によって肌バリアが壊れてしまいます。

肌バリアが壊れてしまえば、うまく保湿することができなくなり、肌がカサついてきてしまいます。
肌がかさついてくると、どうでしょうか。そこでスキンケアをするために、ボディークリームやローション、化粧水などを塗ることになります。

実は、体からでた汚れは、界面活性剤が配合されたボディーソープで泡立てて洗わなくても、十分にぬるま湯だけできれいに落とすことができるのです。
体から出た汚れは、ぬるま湯だけでもキレイに流れ落とすことができるので、体に臭いが残ることはありません。

なぜ、ていねいに洗うと体臭が強くなってしまうのか

ボディーソープで一生懸命洗うと、要するに洗いすぎになってしまいます。

界面活性剤と、肌をこするといった行為により、肌バリアが壊れてしまい、さらに必要な皮脂も洗い流してしまいます。すると、体の表面は皮脂不足になってしまいます。

すると何が起こるかというと、体の表面で不足した皮脂を補おうと、皮脂腺が肥大して、体からでてくる皮脂の量が増えてしまいます。

こうした皮脂が酸化し、臭いが強くなっていきます。

皮脂量がアップすると、硫化物、アンモニア、過酸化脂質、脂肪酸といった不快な臭いのもととなる成分が増えてきてしまいます。

さらに酸化した皮脂は、肌を刺激し、これが炎症を引き起こし、赤みやかゆみを引き起こし、ますます肌はカサカサになっていってしまいます。

体をキレイに使用と一生懸命になりすぎると、余分な皮脂を落としてしまったり、肌をこすって肌バリアを壊してしまうことにつながってしまいます。

体をキレイにしたいのであれば、余計なものは使わずに、一生懸命というよりも、やさしくケアをしてあげるほうが良いのです。