歳を重ねていくと、ついつい口から出てしまう言葉があります。
その代表格としての言葉として次のような言葉があります。

どっこしよ
あれ、これ(固有名詞が出てこない)

なるほどと思った人もいるのではないでしょうか。

あれ、これは、あれこれ危ない黄色信号

もし、あなたが「あれ、これ」を多用していて、「代名詞ばかりじゃわからないよ」と指摘を受けていたら、問題があるかもしれません。
なぜ、あれ、これを使うかというと、固有名詞、とくに人や物の名前がでてこないので使ってしまうからです。

認知症の三大症状として知られているのが、次の3つです。
1、同じ話を繰り返す
2.置き忘れ、しまい忘れ
3.あれこれ症候群

これらに共通しているのは、前頭前野の働きが悪くなり、記憶力も低下したため、とっさに名前がつながらないことによって、起こっているからです。

もし、物や人の名前が出てこなくなったら要注意です。

さらに、人の顔と名前が一致しなくなってきて、会話の中でしょっちゅう「あれ、これ」を使うようになってきているとしたら要注意です。

どっこいしょは、なぜ老化防止の魔法の言葉なのだろうか

「どっこいしょ」という言葉ですが、椅子に座るときや立ち上がるときに、無意識のうちについつい口から出てしまう言葉であり、ハッと気がつき、この「どっこいしょ」を言っていると歳をとったなと感じてしまうこともあるでしょう。

「どっこいしょ」は、どちらかというと、高齢の方が疲れたときに使うという印象があります。思わず言ってしまったときには、ああ、自分も歳をったなと思うでしょう。

実は、脳というものは、壊れるほど無理をするということができないようにストッパーがかかるしくみになっています。
なぜならば、ギリギリまで頑張ってしまうと、肉離れを起こしたり、心臓が破裂したりといったことが起こるので、無理できないようになっているのです。

そしてそのストッパーというものは、声、特に大声によってはずれることが多いのです。

御神輿をかつぐ時に大きな声を出しますし、ウエイトリフティングなどの試合でも重量を上げるときに選手がよく大きな声をあげています。
卓球やテニスの選手も、ボールをうつ瞬間に声をあげたりしています。

高齢者が椅子にこしかけたり、立ち上がったりするときに、「どっこいしょ」も、言うことによってストッパーがはずれ、体がスムーズに動き、立ち上がることができ、転倒防止にもつながります。
むしろ、体にとっては不自然じゃないのです。

「どっこいしょ」なんて言っていると、恥ずかしいと思う気持ちもあるかもしれませんが、効率よく立ったり座ったりするための魔法の言葉というぐらいにとらえたほうが良いでしょう。