男眼鏡左みどり

健康と美容のためのヨガをやる人も増えていますが、日本のヨガ人口は推定で100万人以上と言われています。


ヨガというと、いろいろなポーズをするものと思われがちですが、ヨガの基本となっているのはヨガの3大要素と言われるアーサナ・瞑想・呼吸です。

アーサナとは、サンスクリット語でポーズ・姿勢という意味で、ポーズ・姿勢を正して整えることで、間接的に心を調整し、さらに筋肉や内臓に働きかけて柔軟かつ強靭な身体をつくっていきます。

健康にも美容にもヨガが良い理由

ヨガが健康にも美容にも良いと言われるのには、ヨガが肉体面にも精神面にもいろいろな良い影響をもたらしてくれるからです。

身体を動かすので、身体が柔軟になり肉体が強靭になるというのはわかりますが、ヨガの3大要素にもあったように、アーサナ(ポーズ)だけでなく、瞑想や呼吸法にも重きを置いているのがヨガなので、心身ともに健康になり、美容にも良いというわけです。

ヨガの呼吸法の考え方

プラーナとは

ヨガの呼吸法を考えるときに、キーワードとなるのが、プラーナです。
ヨガをあまりよく知らない人にとっては、アーサナに続いて、また耳慣れない言葉がでてきましたが、プラーナはひと言で言ってしまうと、漢方医学で言うところの「気」です。

漢方医学といってピンとこない場合は、元気とか、正気とか、気功とかいうときに使う気、つまり身体のエネルギー、動力源と考えるとわかりやすいかもしれません。
そして、呼吸をコントロールすることにより、身体はもとより、心のバランスも調整できるのです。

アーヤマ

そして、もう一つ、ヨガの呼吸法を考えるときに忘れてはならないのが、アーヤマです
アーヤマというのは、止めるという意味で、ヨガの呼吸法は、プラーナとアーヤマを合わせて「プラーナヤマ」と呼ばれたりもします。

わかりやすく言うと、ヨガでは、呼吸を深めて「気」の流れ、つまり身体のエネルギーの流れを整えて、最終的には「止める」くらいまで呼吸を静かにしていくことで、身体全体に「気」がめぐり、心身が浄化されていき、健康と美容が得られるという考え方になります。

だからこそ、ヨガでは呼吸法が大切なのです。

ヨガの呼吸法によって何が得られるのか

ヨガの呼吸法によって健康と美容が得られます。
まずは、深く長い呼吸をすることで、心身がリラックスします。
するとストレスや疲労が軽減されていきます。

呼吸は、息を吸うと交感神経が、息を吐き出すと副交感神経が優位に働きますが、これを意識的に行うことで、自律神経のバランスを整えることができます。
自律神経の働きが整えば、身体の調子は良くなり、感情的にも安定してきます。

さらに呼吸は内臓の働きを助けて血流を良くしますので、身体の基礎代謝がアップしてきますので、これが健康と美容につながるわけです。

ヨガを行うにあたっての基本的な呼吸ルール

ヨガを行うにあたっての呼吸法には、基本的なルールがあります。
そのポイントは、呼吸は深く長くするということです。

ヨガの一番の基本は腹式呼吸

ヨガには、腹式呼吸の他にもいろいろな呼吸法がありますが、その基本となっているのが腹式呼吸で、まずは鼻から息を吸い、口から吐くということが基本になります。

いろいろある呼吸法は、腹式呼吸の応用や、腹式呼吸と胸式呼吸の組み合わせです。

腹式呼吸は、お腹が膨らむようにゆっくりと息を吸い、息を吐くときはお腹をへこますようにゆっくりと息を吐いていきます、
息を吐くときには横隔膜が上がって肺が縮み、息を吸うときは横隔膜が下がり肺が大きく膨らんでいきます。

このとき筋肉も使われるので、基礎代謝もあがり、内臓が活性化し、気の流れが良くなります。

ヨガの呼吸法のコツ

ヨガでは、深く長いゆっくりとした呼吸をいうことが大切になりますが、ゆったりと呼吸するコツは、吸うときよりも吐くときを意識することです。

息をしっかりと吐ききることで、身体の気も十分に循環させることができ、しっかりと吐ききれば、息は自然と入ってきます。

また、ヨガではアサーナ(ポーズ)を取ったりしますが、このときポーズに集中して呼吸がおろそかになってしまう人がいます。

無意識に呼吸を止めてしまったりしていますが、意識的に呼吸を止めずに繰り返すことが大切です。息を止める場合もありますが、ヨガの本に書いてあるとおり、指導者が言うとおりに、呼吸することが大切で、意外にも呼吸はポーズに比べておろそかになりがちです。

しっかりと正しい呼吸をすることで、きちんとしたヨガの健康や美容に対する効果がでてくるものです。

ヨガの呼吸法はリラックスしながら下腹部を意識して

ヨガの呼吸法で意識することは、おへその下3cmぐらいのところで、身体の奥にある丹田を意識することです。
ヨガを行う時だけでなく、普段からこの丹田を意識して呼吸することで、気力・体力・精神力が充実し、疲れにくく、ストレスにも強い身体を維持することができます。

そして、肩の力は抜くようにします。肩に力が入っていると、呼吸が浅くなってしまいます。