夏は痛風になりやすい季節と言われています。そして、痛風というと気になるのがプリン体です。
最近では、プリン体ゼロのビールまで販売されているほどですが、なぜプリン体は痛風につながるのでしょうか。

プリン体というと、痛風を引き起こす悪者というイメージがありますが、実はプリン体は私たちが生きていくのに必要で欠かすことができない物質なのです。

たとえば、DNAの半分はプリン体からできているのです。またプリン体は身体を動かすための動力源にもなります。
プリン体はけして身体に悪い物質というわけではなく、むしろ適量のプリン体は欠かせないのです。
摂りすぎとなるからもんだいになるのです。

プリン体が痛風を起こすしくみ

プリン体は適量ならばむしろ良いということですが、摂りすぎは問題です。

プリン体はエネルギー源として使われますが、その後は尿酸となって腎臓から排出されていきます。

適切に排出されていればいいのですが、プリン体が多いと、当然尿酸も増え、そうすると排出しきれずに体内に溜まってしまいます。

それが関節に蓄積して痛風を起こすのです。そして、関節は腫れ上がり、激しく傷むようになります。

夏は痛風になりやすいというのも、暑くて発汗したり、脱水したりすると尿酸値があがることになるので、痛風がでやすい時期と言えるのです。

プリン体を含まない食材とは

プリン体を取りたくないということで、プリン体が入っていない食品にはどういったものがあるのでしょうか。

DNAの半分はプリン体からできているということですが、動物にも植物にもDNAがあります。つまり、動物性の食品であれ、植物性の食品であれ、プリン体を含んでいるということになるのです。

プリン体対策で食事を考えると大変

プリン体の摂取量は、1日400mg程度に抑えると良いとされています。

まずはプリン体が多く含まれる食品は避けるようにします。
どういう考え方をするかというと、プリン体はDNAの構成成分で、DNAは1つの細胞に1つ分となります。

つまり、卵は細胞が1つなので、DNA1つ分のプリン体しか入っていません。
こらがタラコになると、その1粒1粒にDNAがあるということになるので、プリン体の量は多くなってきます。

白子は精巣であり、精巣はDNAの塊のようなものなのでプリン体も多く、痛風ならば避けたい食品です。

肉類はプリン体の量から言うと、実は中程度なのですが、多く食べれたそれだけ多く摂ってしまうことになるので、食べ過ぎに注意です。

魚は干物の場合、水分が蒸発している分、プリン体が凝縮されているので、摂りすぎに注意です。

麺類、穀類、豆類はプリン体が少なめです。