ある日、夜、妻が夫の部屋に入ると、そこには女性用の花柄のブラとパンティを履いた夫がいた!
なんてことは、妻のほうからしてみたら、大事件です。

夫婦喧嘩どころか、離婚にも発展しかねないのに

女眼鏡左きいろ

「何よ! 変態! 娘にどうやって説明すればいいのよ! あんたのお父さん、かくかくしかじかで、大変態だったのよ!なんて言えるわけないでしょ!」


男ショート右あお

「・・・ そんなこと言ったって・・・」


女眼鏡左きいろ

「とにかく、今すぐ、その花柄のブラだのパンティだの、捨てなさい! あああ、嫌らしい。 顔も見たくないわ。」


確かに、今まで伴侶としてみてきた夫が、部屋で女性用の花柄のブラやパンティを履いてニヤニヤしてたら、キモい!となるでしょう。

男性のために女性の下着が販売されているという事実

女性用の下着というとサイズが小さいのであるが、最近では、こうした女性用の下着の需要が男性にあるらしく、男性向けにサイズを大きくした女性用下着が販売されているのです。
別に、和田アキ子さんや、バレーボールの大林素子さん用ではなく、本当に男性向けに、大きいサイズの女性用の下着が販売されていて、パンツにしても、花柄などのメルヘンチックなかわいい柄なのですが、きちんと男性の性器が隠せるようなものが販売されています。
そういった需要があるからなのでしょう。

なぜ男が女用下着を着て喜ぶのか

TORAさん

そんなことは、女用下着を着ている男に聞いてみないとわからない。


確かにそうですし、もちろん全ての男が女用の下着を履いて喜ぶわけでもなく、こうした人たちは、少数派です。
男眼鏡左みどり

しかし、中には喜ぶ人がいます。こうした人たちは、なぜ喜ぶのでしょうか。
ということで、一般論を説明したいと思います。


一般的に言われていることとして、男が女用下着を着て喜ぶ理由としては、大きくわけると3パターンあるようです。

性同一性障害

性同一性は、自分が男性なら男性と、女性なら女性と意識する心理のことを指し、この性同一性は、3歳ごろまでに形成されます。

通常は、生物学的な性と一致するのですが、中には、生物学的な性と自分の性意識が一致せず、生物学的な性とは反対の性の状態や役割でいることを強く望むようになるのが、性同一性障害です。

程度も、そうした感情をもつだけで終わるものから、ホルモン療法や外科的手術まで望むものまであります。

もちろん、こうした性同一性障害で、生物学的な性は男性であっても、自分の性意識の中では女性の人は、心では女性でありたい、女性に憧れているので、下着もできれば女性用のものを身に着けたいと思うのです。
ということで、性同一性障害の場合は、理解できるかと思います。

性嗜好障害

性嗜好障害は、ひとことで言えば、性的満足を得るための手段に肩よりがあるものです。
フェティシズム、いわゆるフェチと言われるものがこれに含まれます。

特に、女装をしたがる男性には、性嗜好障害の人もいます。

性嗜好障害のフェティシズムは、特定の無生物の対象から性的刺激を得たいと思うもので、それが、下着であったり、靴であったり、人体の延長物ととれるもの、つまり身につけているものについて、さまざまなパターンがあります。

ブラやパンツで性的興奮を感じる人たちは、この代表といってもいいかもしれません。

そのために、女性のブラやパンツや靴を盗んでコレクションにしていたなんていう男性が逮捕されています。

なぜ、逮捕されるリスクまで背負って、そんなことをやるのでしょうか。

女性や多くの男性からしてみれば、信じられないでしょう。

別に盗まなくても、奥さんや娘に見つかったらどうしよう、会社に女性用の下着を履いていって、いきなり具合が悪くなって保健室に行かなくてはならなくなり、服を脱いでくださいなんて言われたらどうしようなど、いらぬ心配もしなければなりません。

しかし、こうした人たちが女性の下着をつけて喜ぶ理由の一つに、女性用の下着を着ることに対する背徳感があり、また他人から見えるか見えないかのギリギリのラインのスリルを楽しんで、それに興奮を覚えているというところもあるようです。

この性嗜好障害が起こるのは、半数が15歳~25歳と言われています。
明確な他覚的な検査がなく、病歴や症状などを考慮して判断されます。

この性嗜好障害は、治療にいろいろな課題があり、必ずしも予後は良好とは言えません。
特に、女性用の下着を着る頻度が高いひと、若いときからやってる人、背徳感・罪悪感・羞恥心を感じない人は、なかなか治らないとも言われています。

心理的安心感を求めて

性同一性障害でも、性嗜好障害でもないケースとして、心理的な安心感を求めるというケースがあります。
ブラをつけることで、ブラで胸が締めつけられ、心臓など大切な胸が守られているという安心感を感じるという人もいるようです。

心理というのは人それぞれですので、こうしてみると、人間の心理の難しさというものを感じてしまいます。