記憶力アップには、自分の記憶パターンをつかめ

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勉強法や記憶術について、いろいろな情報を紹介していきます。

得意な記憶パターンを磨く

人はそれぞれクセや得手不得手があるように、記憶にも得手不得手があります。
人の名前はなかなか覚えられないんだけど、なぜか数字は覚えようとしていないのに自然と頭に入っているという人、なかなか物を覚えることはできないんだけど昔の想い出なら映像のように鮮明に覚えている人、早く覚えられるんだけどすぐに忘れてしまう人などいろいろです。

 

記憶力をアップするには、自分の得意な覚え方を知ることが大切です。

 

何でもそうですが、自分の得意なフィールドで勝負したほうが、勝率はあがります。記憶についても自分が覚えにくい方法で覚えるよりも、自分が得意なパターンに持ち込んだほうが効率よく覚えることができます。

 

まずは、覚えるルートですが、見て覚えるのが得意な人、聞いて覚えるのが得意な人、エピソードにして覚えるのが得意な人などがいます。テキストを見て覚えるのが得意であれば、見て覚えることをベースに、音読したりして口や耳も補助として使うとよいでしょう。聞いて覚えるのが得意な人は、覚える内容をテープやICレコーダーに吹き込んでおいて聞き流しするとよいでしょう。エピソード記憶が得意な人は、記憶術などもふんだんに駆使して頭の中でイメージの世界を広げてみるとよいでしょう。

 

また覚え方もいろいろとあります。頭出し記憶法といって、いくつかある事項の頭文字だけをとって念仏のように唱えてしまう方法は、記憶の節約になります。よく化学の原子を覚えるときに、「水平リーバ僕の船、七曲シップス、クラークか」としたり、数学で√3を「人並みに奢れや」と覚えてみたり、必須アミノ酸を「雨降りトロリーバス」と覚えたりしたあの方法です。

 

また、意味がまったくない言葉でも、念仏のように唱えるだけだと覚えにくいところを、唄の節に乗せてリズムをつけて覚えてしまうと覚えやすくなります。
覚える事柄を、自分の言葉に置き換えてみたり、自分の覚えやすい形にするということは大切なことです。インプットの段階で工夫すると覚えやすくなりますし、工夫したこと自体が記憶を助けてくれます。

忘れ方を知ることの大切さ

受験にしろ資格試験にしろ、学習内容を記憶する際、記憶力というと新しいことを覚える力というイメージがありますが、それよりももった大切なことがあります。それは覚えたことを記憶として保持しておく力です。

 

もし覚えたことを保持することができなければ、勉強はザルに水を貯めようとしているようなものになってしまいます。
それでは、忘れない一番の方法というと、それは反復学習です。

 

記憶の定着率を上げるには、、3割程度忘れた頃におさらいするのが良いとされています。

 

記憶術や記憶力といったキーワードに興味がある人なら、一度は『エビングハウスの忘却曲線』というものを聞いたことがあるでしょう。これは人が覚えたことをどれぐらいでどの程度忘れていくものなのかを曲線グラフにしたものです。復習をするのには覚えて20分以内、その日のうち、・・・と適切なタイミングで復習することによって、記憶の忘却が防げるというものです。

記憶に大切な反復、そのタイミングは?

それでは、どのぐらい忘れたときに復習すればよいのかというと、一般に「記憶力がいい」といわれる人は、記憶が3~4割失われたタイミングでおさらいしていることが多いといいます。

 

3~4割忘れるタイミングは、人によって違いますし、覚える分野や覚えるものの難易度によっても違ってくるので一概に何時間とか何日というようなことは言えません。

 

自分でいろいろ覚えて、試験をしてみて自分のパターン、忘れ方を知り、それをもとにちょうど良いタイミングで反復するのが効率良い勉強の第一歩になります。