語呂が上手くいかない英単語を覚える記憶術

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勉強法や記憶術について、いろいろな情報を紹介していきます。

語呂合わせが上手くいけば、忘れたくても忘れない

よく記憶術の本を読むと、英単語を1日に200語覚えるとか、1週間で英単語を1000語覚えるというようなコピーがあり、内容をみると英単語をダジャレというか上手い語呂合わせで覚えていくような内容になっている場合があります。

 

確かに、上手い具合に語呂合わせができると、ちょっとやそっとのことでは忘れません。例えば、「犬小屋は、犬が寝るから kenel (犬〔けん〕ねる)」(kenel=犬小屋)などは忘れたくても忘れないぐらい強烈に記憶に刻みこまれると思います。

ダジャレ名人でもなければ、全ての英単語を語呂合わせできない

しかし、よほどダジャレが得意な人でない限り、何百何千とある英単語すべてを語呂合わせすることは難しいでしょう。下手をすると、覚える以前に語呂合わせを考えるだけで膨大な時間を要してしまい、そんなことをやってる時間があるのならば、力づくでも覚えてしまったほうが速いということにもなりかねません。

完全に語呂合わせできなくても、1週間に2000語は覚えられる

しかし、少し発想を変えるだけで、完璧な語呂合わせができなくても1週間に2000~3000語の英単語を覚えることが可能なのです。
それは、「頭出し」と「語呂合わせ」を組み合わせることで可能になります。

 

これは、例えば好きな外国の映画や俳優をあげてくださいと言われたときに。えーと・・・ となることもあるかと思います。でも、最初の1文字か2文字をヒントで言われると、すんなりと出てくることがあると思います。

 

音楽のイントロクイズも同じです。イントロドン!で、出だしをほんの少し聞くだけで、その曲が自然と頭の中に広がっていくという経験がある人もいるかと思います。

語呂合わせは完璧じゃなくても良いという、記憶術の選択肢

つまり、人間の記憶には、「きっかけ」というものが大切であり、この全体を思い出すきっかけの一つが「頭出し」ということになります。
例えば、arise =生じる を覚える場合、「荒いもめごとを生じる」と覚えることで、意味的につながりますし、arise は「荒い」から連想することができるようになります。

 

えええ、そんなこと言ったって、「荒い」までだと、アライズなのか、アライドなのか、アライブなのかわからなくなってしまうじゃないか、あるいは「アライ・・・」え~と何だったっけとなってしまうじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、これは「アライズ」と何回か口に出して繰り返し読むことで、自然とそれが聴覚記憶になって身についていきます。

 

このようにして、語呂合わせを完璧にするというよりは、直観的に思いついた部分をつなげて、どんどんと覚えていく方が良いでしょう。

 

いやいや、どうせ語呂合わせをやるのなら完璧にしたいという人の気持ちもわかりますが、こういった「語呂合わせ」と「頭出し」を組み合わせて覚えていく方法もあるということを一つの選択肢として知っておくと、いろいろなものを記憶していく際に役に立つかと思います。