中途失明の原因になる糖尿病網膜症

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緑内障とは・・・ その症状、メカニズム、検査、治療法、自宅でもできるケアなどを紹介していきます。

増えてきている糖尿病の実態

日本では、年々糖尿病の患者が増えてきています。
平成24年(2012年)の国民健康・栄養調査結果の「糖尿病に関する状況」で、「糖尿病が強く疑われる者」と「糖尿病の可能性が否定できない者」の割合は、緑内障を注意しなければならない40代から増えはじめ50代からその傾向が顕著となっています。

 

 

<男性>
○40~49歳
 糖尿病が強く疑われる者:5.4%
 糖尿病の可能性が否定できない者:7.2%
○50~59歳
 糖尿病が強く疑われる者:12.2%
 糖尿病の可能性が否定できない者:10.2%

 

<女性>
○40~49歳
 糖尿病が強く疑われる者:1.7%
 糖尿病の可能性が否定できない者:7.5%
○50~59歳
 糖尿病が強く疑われる者:6.2%
 糖尿病の可能性が否定できない者:12.1%

 

※糖尿病が強く疑われる者:A1c(NGSP)値 6.5%以上
※糖尿病の可能性が否定できない者:A1c(NGSP)値 6.0%以上6.5%未満

緑内障の原因となる糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病合併症の1つで、光や色を感じる視神経が集まっている網膜にある細かい血管が、だんだんと傷ついたり変形したりすることで、網膜の血流が悪くなり、詰まったりすることで、数年異常かけて徐々に少しずつ視力が悪くなっていくものです。

 

この糖尿病網膜症は、網膜の血流が悪くなることにより、目の中にもろい新生血管ができ、これが隅角をふさぎ眼圧を上げることで視神経がつぶれ死滅していってしまうことから、緑内障となり中途失明の原因にもなっています。

 

またすでに緑内障の人が、高血糖や糖尿病になると、症状が悪化しやすいことも知られているので、注意が必要です。