緑内障の早期発見ツール集

緑内障の早期発見ツール集

緑内障とは・・・ その症状、メカニズム、検査、治療法、自宅でもできるケアなどを紹介していきます。

白土城照先生の緑内障セルフチェック

緑内障には、グローバルな機関である世界緑内障連盟(World Glaucoma Association)があります。
この世界緑内障連盟では、多くの人に「緑内障」を知ってもらい、その早期発見につながる取り組みをしています。

 

そこで、『世界緑内障週間』(World Glaucoma Week:WGW)を設け、毎年世界中で緑内障の健診、マスメディアにおける緑内障啓発など多くのイベントが行われています。
そんな中、この世界緑内障週間におけるファイザー製薬の取り組みとして、インターネットを通じた緑内障の啓発が行われています。

 

そして、緑内障の早期発見のためのチェックチャートが紹介されています。
簡易な緑内障の早期発見方法として、ネットに接続すれば、ご自宅でもチェックができるようになっています。

 

SIRIUS

 

http://www.ntg40.jp/
このページでは、四谷しらと眼科院長でもあり緑内障治療で定評がある白土城照先生が考案・監修されたもので、画面をみてちらつきが抜け落ちていたら要注意!ということになっています。
このチェックは、あくまでも体験版であり、病気の診断には眼科専門医による正確な検査が必要となりますので、ちょっとチェックするという時に利用してください。

松本長太先生の緑内障セルフチェック

http://www.ntg40.jp/selfcheck/howtouse02.html
http://www.ntg40.jp/selfcheck/howtouse03.html

 

上記のページで、近畿大学医学部眼科学教室 松本長太教授の緑内障確認ツールが利用できます。
『緑内障簡易発見ツールとして、『クロックチャート』と『音合わせ視野チェック』がが掲載されていて、手順にしたがい簡単にチェックができるようになっています。

 

インターネットで確認できますが、眼科に行くとファイザー製薬では、患者用のチェックシートとして、『回してチェック!緑内障などの「視野の欠け」。』としてチェックチャートのシートが用意されている場合があり、「ご自由にお取りください」としているところもあります。

テレビ・新聞を使った緑内障早期チェック法

チェックシートが無い場合、テレビや新聞でも簡単にできる簡易チェック法があります。
あくまでも簡易チェックですので、気になることがあったら眼科医を受診するようにしてください。

 

テレビチェック法
テレビのスイッチを入れて、放送されていないチャンネルを選択します。すると砂嵐のような画面が出てくると思います。
この砂嵐のような画面の中央部に目印となるように小さな印としてシールなどを軽く貼ります。
テレビから50㎝離れて、その点を中心として片目ずつ交互に目印を見ます。
この時、画面の中に砂嵐のないところが見えたり、雲のような状態に見えるところがあれば緑内障の疑いがあります。

 

新聞チェック法
新聞の株式欄を利用してチェックします。
新聞の株式欄を開いて、テレビチェック法と同様にその中央に目印となるシールを貼ります。ここを見つめたまま50cmほど新聞から目を離し、片目ずつ交互に見ます。この時、文字が見えないところがあったり、雲がかかっているようなところがあれば緑内障の疑いがあります。

その他・参考

潜在的な緑内障の早期発見に役立つツールとして、眼科医療機器の開発・販売を行っている株式会社ワックから出されている、『鈴木式愛チェックチャート』というものがあります。
医療関係者用に販売されているようですが、こういったものもあります。

 

http://www.woc.co.jp/product/suzuki.html