目の周りのツボ

目の周りのツボ

緑内障とは・・・ その症状、メカニズム、検査、治療法、自宅でもできるケアなどを紹介していきます。

目の周りのツボ

このページの目次

目の周りには、血液やリンパの流れを置くし、自律神経のバランスをとるツボが多くあります。

 

目の周りのツボ

 

①睛明(せいめい)
②瞳子りょう(どうしりょう)
③攅竹(さんちく)
④絲竹空(しちくくう)
⑤魚腰(ぎょよう)
⑥承泣(しょうきゅう)
⑦四白(しはく)
⑧球後(きゅうご)
⑨太陽(たいよう)
⑩陽白(ようはく)

目の周りのツボ解説

 


①睛明(せいめい)
目がしらの内側上方にある、眼窩の内側壁の間にあるくぼみで、目を閉じたときに、目がしらの内側上方0.1寸のくぼみになります。
1寸の目安は、1寸はおおよそ親指の幅。
晴明は、「晴明・承泣、眼が明(あ)いて」という”効能歌”があるほど、目によく効くツボです。
体内の熱を冷まして、腫れを抑える紅葉があり、視力を回復させて目のかすみを改善することから、目の充血・腫れ・痛み、近視、視力低下、白内障、夜盲症、色覚障害など、目のツボとして古くより用いられています。

 


②瞳子りょう(どうしりょう)
頭部の目尻の外側から0.5寸のところにあるくぼみです。
肌の乾燥、肌荒れ、また、目尻の小じわや目の周りたるみにもオススメの美容ツボとしても知られているツボです。
体の熱を覚まし、腫れを抑える効用があることから、目のかすみを改善し、視力を回復します。眼痛、結膜炎、白内障、三叉神経痛、頭痛、羞明(しゅうめい : 強い光を受けた際に、不快感や眼の痛みなどがある)といった場合に用いられます。

 


③攅竹(さんちく)
頭部の眉間内側のくぼみです。まゆ毛の鼻側のはしにあります。
攅は、「集まる」という意味で、竹でできた杖が目の不自由な人をたすけることからも、目に対して効果があります。
体内の熱を冷まし、視力を回復させる効用があり、痙攣や痛みを止めます。老眼などにもよく用いられます。
視力低下、目の充血・痛み・腫れ、眼瞼けいれん、神経症、頭痛、めまいに用いられています。

 


④絲竹空(しちくくう)
頭部の眉毛外端のくぼみです。糸竹空のツボを押すと、気分がスッキリして、リフレッシュできます。長時間の読書や、パソコン作業のあとにこのツボを指圧して刺激すると気持ちよく効果的です。
体内の熱を冷まして、視力を回復します。精神を穏やかに鎮める働きもあることから、目の充血・痛み・腫れ、眼瞼けいれんの他、頭痛、めまい、歯痛、三叉神経痛にも効果があります。
張りつめていた神経がやわらぎます。

 


⑤魚腰(ぎょよう)
眉毛のなかで瞳の真上にあたる部分です。眉毛のまん中にあたるため「眉中(びちゅう)」という別名で呼ばれることもあります。
腫れを抑制して視力を回復する効用があり、気の流れをよくして痛みを抑えます。
目の腫れ・痛み・充血、目のかすみに効果があります。

 


⑥承泣(しょうきゅう)
目のまわりにある骨のふちにあります。 鏡をみたとき、瞳孔の真下にあります。
承泣には、「晴明・承泣、眼が明(あ)いて」という”効能歌”があり、目によく効くツボとして知られていて、白内障や緑内障に効果的です。
体の熱を冷まし、腫れを抑えます。また風邪(ふうじゃ)を負い出して視力を回復することから、目の痛み・充血、涙目、夜盲症、眼瞼けいれん、顔面神経麻痺に効果があります。

 


⑦四白(しはく)
承泣の下にある顔の眼窩下孔部のツボです。
風邪(ふうじゃ)を負い出汁、視力を回復するはtらきがあり、筋を暖めて伸ばし、経路の通りを良くすることで、目の充血・痛み、目のかゆみ、頭痛、めまい、三叉神経痛、副鼻腔炎、顔面神経麻痺に効果があります。

 


⑧球後(きゅうご)
目尻から1/4のあたりの骨のくぼみにあります。「目元のシワ」や「たるみ」に効果が期待できるため美容ツボとしても知られています。
視力を回復し、目のかすみを解消する働きがあり、幅広く眼科疾患に対して使われるツボの1つです。

 


⑨太陽(たいよう)
太陽は、こめかみのツボです。まゆ尻と目尻の中央から、やや後ろになり、正確にはこめかみから、やや目尻寄りにあります。
体の熱を冷まして、腫れを抑える効用があり、目の腫れ・痛み・充血の他に、頭痛、めまい、歯痛、顔面の痛み、顔面麻痺等に効果があります。

 


⑩陽白(ようはく)
頭部の眉の上方1寸で、瞳の真上にあります。魚腰のツボから、約2cmほど上あたりになります。
体内の熱を冷まして、視力を回復します。腫れを抑え痛みを止めることから、眼痛、眼瞼けいれん、頭痛、めまい、顔面神経麻痺、三叉神経痛に効果があります。