二枚目はイケメン、では一枚目は

ちょっと珈琲ブレイクということで、あまり薬剤師とは関係ない内容ですが、まあ飲み会の話のネタとして取り上げてみました。

あの人は二枚目だとか、二枚目俳優というと、イケメンという意味で使われています。
もっとも、イケメンの基準というものは人の主観によって違ってくる部分もあるかと思いますが、とりあえずはルックスが整っているということで二枚目と言います。

どうしてイケメンを二枚目と呼ぶのか

イケメン、あるいはちょっと上の世代の人になるとハンサムとか美男子というふうになるのかもしれませんが、とにかくルックスが整った人のことを二枚目と呼びますが、これは歌舞伎からきています。

歌舞伎の世界では、上演される演目に出演する役者の看板が劇場の入り口に並べられるのですが、このときに人気があるルックスが良い役者さんを二枚目に並べたところから二枚目=イケメンということになったのです。

二枚目と同じように三枚目というと、お笑い系とか、おちゃらかし系とか、ひょうきん系といった感じがしますが、歌舞伎の看板でも、笑い話をしたり、ひょうきんなことをするピエロ的存在の役者を三枚目に張り出すことから、お笑い系の役者や面白い顔の役者さんを三枚目というようになったのです。

一枚目はどんな人

二枚目はイケメン、三枚目はひょうきん系はわかりますが、それなら一枚目はどうなるのでしょうか?
二枚目でイケメンなんだから、一枚目になんかなっちゃたら、もしかして超イケメン?

いえいえ、違います。

ドラマでもエンドロールなどに出演者が字幕ででてきますが、一番目に出てくる人ってどんな人ですか?
そうです、主役の人です。

ということで、歌舞伎でも一枚目に並べられるのは上演される演目の主役ということになります。

何枚目まであるの?

相撲じゃないけど、歌舞伎の看板って何枚目まであるのかというと、八枚目まであります。
四枚目移行は、出演する役者を順番に並べて、八枚目に座長が張り出されるというのが習わしになっているそうです。

十八番も歌舞伎からきた言葉

十八番は、オハコと読みますが、よくカラオケなどに行ったときに、「この曲は私の十八番なんです。」といったときの十八番です。
つまり自分の最も得意とするものを指す時に、十八番という言葉が使われます。

なんで、素直に「この曲は私の一番得意な曲なんです。」と言えばいいのに、わざわざ十八番なのでしょうか。

十八番、昔は「オハコ」じゃなくて「ジュウハチバン」だった

十八番は、昔は実は「オハコ」じゃなくて「ジュウハチバン」と読んでいたのです。
そしてこれも歌舞伎からきた言葉なんですが、その由来は歌舞伎界の名門である市川家が、得意としていた18種類の演目を選出して「歌舞伎十八番」として発表していたところに由来しています。

そして、なぜ「ジュウハチバン」が「オハコ」になったのかと言うと、この十八番の演目台本は、箱に入れられて大切に保管されていたことから、十八番のことを「オハコ」と呼ぶようになりました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする