あなたはエラー派人間? それともフォールド派人間?

エラー派人間フォールド派人間っていったい何のことだろうと思われると思います。
話は少し遠回りになりますが、わかりやすいように身近なところで野球の話からしていこうと思います。

プロ野球も終盤になってきましたが、プロ野球を見ていると、足が速い選手、守備がすごく上手い選手、コツコツとミートが上手く状況判断や小細工が上手いタイプの選手、打率はあまり高くないが一発屋といったいろいろなタイプの選手がいて面白いものです。

もちろん、イチロー選手や、ソフトバンクの柳田選手といった選手は、打率も高く一発もあり足も速い、加えて守備も可憐にこなすといった欠点があまりないスーパースターと言えるでしょう。

打率が高い選手の考え方

打率が高い選手というのは、ほとんどの試合、最初の3打席でノーヒットでも、4打席目にはきちんとヒットを打ってくるといったタイプが多く、こういったタイプの人がまた、打率をしっかりと残してきているような気がします。

たとえ、一打席目や二打席目でヒットが出なかったとしても、その日のピッチャーの球筋のクセなどをじっくり見ていて、しっかりと対応してきます。

また、こういうバッターは、一打席目や二打席目がチャンスで凡打という形で終わっても、あまりくよくよしない人が多いように思えます。
一打席目や二打席目に凡打したことを、三打席目や四打席目にどう活かしていくかをしっかり考えて対応してきます。

一方、一打席目や二打席目にチャンスで凡打してしまった時、それを気にしすぎるタイプの選手は、いつまでも後に引きずり、三打席目や四打席目もあまりいい結果が出ないということが多いかもしれません。

日本人は、失敗やリスクを避ける民族

人間は、失敗をする動物です。失敗を恐れていては何もできなくなってしまいます。
ここで、日本人の一般的な性格を考えてみると、どちらかというと、失敗やリスクを避ける国民性があると思います。

失敗という言葉に非常に良く似た言葉に、過失があります。

過失にしろ、失敗にしろ、目的が達成されなかったわけだし、ミスが起こってしまったことには変わらない気もしますが、実はこの2つは少し違うのです。

英語では、過失はエラー失敗はフォールドになります。

エラーとフォールド

さて、やっとエラーとフォールドという言葉がでてきましたが、それでは、次のような場合はどのようになるでしょうか。

1.野球でヒットを打って、一塁ベースでボーッとしていたら、牽制球で刺されてしまった。
2.しっかりとミートした当たりが良い打球が、相手の外野手のファインプレーでアウトになってしまった。

結果だけを見ると、どちらもアウト1つということになりますが、エラーとフォールドという視点で見ると、1のケースがエラー(過失)で、2のケースがフォールド(失敗)になります。

何が違うのでしょうか。
1の牽制死は、うっかりミスであり、あきらかに最善を尽くしているわけではありません。
しかし、2のミートした当たりの場合は、打者はしっかりと最善を尽くしています。

失敗つまりフォールドを恐れると、気持ちがだんだんと消極的になるものです。
そしてハイリスク、ハイリターンではないですが、成功の山が高ければ高いほど、失敗の谷はより深くなる傾向になります。

物事を成功に導いていくには、リスクを背負いながらも積極的に最善を尽くすことが大切です。

エラー派人間と、フォールド派人間

エラー派人間は、前進よりも失敗のない現状維持の道を選びやすく、もちろん成功や成長はしたいと思ってはいるものの、なんとなく日々を過ごしてしまっています。
そして、失敗をすると、自己評価を下げて、いつまでもクヨクヨと悩んでしまいます。

フォールド派人間は、多少のリスクがあっても、新たなことにどんどんチャレンジしていく道を選びやすく、成長や成功した自分のイメージをしっかりもっています。
失敗は成功の母と言わんばかりに、失敗を次に活かしています。

これは人それぞれの考え方で、どちらが良いとか悪いとか、優れているとか劣っているということは言えません。
あなたは、エラー派人間? それともフォールド派人間? どちらでしょうか。

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