英語で他の勉強することは有効なのか、無駄なのか | 賢脳トピックス

よく英語の勉強もかねて、英語で他のものを勉強しようとする人がいます。英語しか使わない学校とかいって、いきなり数学や理科・社会といった科目を英語で学習させるようなところもあるようです。

人間に頭脳は個人差があり、これがあっているという人や、頭が相当良い人はこれでもかまわないでしょう。ただ一般論で言えば、あまりお奨めはできないでしょう。

なぜ、他の勉強を英語でしないほうが良いのか

よく考えてみてください。自分がある程度日本語で理解している分野の勉強であれば、だいたいの概要が頭に入っていますし、そういったものを英語で勉強していくことはまったくかまわないのです。

むしろ、専門用語の英語を覚えることができたり、その専門分野での英語の言い回しなども勉強することができ、非常に有意義な勉強となるでしょう。

ところが、全く新しい分野のことをいきなり英語で学習しようとすると、相当の英語力がないと難しいでしょう。

たとえば、文系の人がいきなり「相対性理論」について書かれたある英語の専門書を読んで、相対性理論を理解できるようになるでしょうか。
たぶん、英語ではなく日本語で書かれた専門書を読んだとしても、それを理解するにはかなり苦労するかと思います。

日本語でわからないものを英語で読んでもムダなだけ

つまり何が言いたいのかというと、
「日本語でもすんなりわからないものを、英語で読んでもわかるわけがない」
ということなのです。

たとえば、数学の微積分の学習をするとき、普通の人は、まずはわかりやすくかかれた学習参考書や、「サルでもわかる微積分」といったような内容の本をまず斜め読みして、微積分とはどういうものなのか、どういった概念のものなのかを図解とともに理解し、それからどんどん深く学習していくというのが効率が良い学習法だと思います。

しかし、微積分とはいったいどういったものなのかといったその概念も全くわからない状態で、専門用語も同時に覚えられるからといって、いきなり『differential and integral(微積分学)』なんて英語の本を読んでも、まず理解できないからです。

英語がよほど得意か、相当頭が良くて理解力があるという人であれば、それでも問題ないのかもしれません。しかしそれにしても、最初に日本語(母国語)で概念を学習しておいてから、英語で学習したほうが、より早く理解が進むはずなので、時間のムダがありません。

英語学習でも、日本語訳がわからない教材は選ぶな

まあ、新聞記事ぐらいであれば、自分があまりしらない分野でも、頑張ってみるのも良いでしょうが、日本語訳を読んで、内容を理解するのが難しいような教材を使って英語の勉強はしないほうが良いでしょう。

日本語でもわけがわからないことを英語で読んでも、もっとわからなくなってしまうのがオチです。

自分の実力や知識量に合わせて、少なくとも日本語訳なら読めばすぐに理解できる教材から英語学習していくと良いでしょう。

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