- 2023年1月31日
漢方の治療の原則 | 健康トピックス
漢方における治療の原則には、扶正祛邪(ふせいきょじゃ)、治病求本(ちびょうきゅうほん)、随機制宜(ずいきせいぎ)などがあります。 扶正?邪 『扶正祛邪(ふせいきょじゃ)』は、正気と病邪のバランスを見て、診断治療していくというものです。 漢方では、全ての病気は、病邪(邪気)が正気の力を上回ったときに発 […]
漢方における治療の原則には、扶正祛邪(ふせいきょじゃ)、治病求本(ちびょうきゅうほん)、随機制宜(ずいきせいぎ)などがあります。 扶正?邪 『扶正祛邪(ふせいきょじゃ)』は、正気と病邪のバランスを見て、診断治療していくというものです。 漢方では、全ての病気は、病邪(邪気)が正気の力を上回ったときに発 […]
テレビなどで名医特集などをやっていると、患者が診察室に入ってきた瞬間から、その姿勢や歩き方をチェックしていて、そこから得た情報を診断に役立てていたりします。 これは西洋医学に限ったことではなく、漢方でも同じです。 診察室のドアを開いたときから 漢方は、患者が診察室のドアを開けたときから診察がはじまっ […]
漢方において、証を見極めるときには、四診(ししん)、つまり望診(もうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)を行います。 漢方の診断でよく行われている舌をみせてくださいといって舌を診る舌診(ぜっしん)は望診、お腹をさわってみる腹診(ふくしん)と脈をみる脈診(みゃくしん)は切診に含 […]
漢方といえば、『証』を判断するのが重要になってきます。 西洋医学では、視診や聴診をしたり、打診をしたり、さまざまな検査を行っていきますが、漢方でも問診から始まり、西洋医学が病名を診断するのに対して、漢方では『証』を見極めていきます。 西洋医学と漢方の診断 西洋医学では、風邪で発熱と咳があれば、その症 […]
最近では、家庭でも簡単に体脂肪率が測定できるようになりました。 体内の体脂肪率を測定できるのですが、健康志向もあって、家庭で体重とともに体脂肪率を測定する人も増えてきています。 体脂肪率といっても、実際に脂肪を測定しているわけではありません。 体脂肪計の原理 体脂肪率を測定する機器は、体脂肪計になり […]
ドクダミは、起源植物名は Houttuynia cordata で無理して読み方をカタカナ表記してみると、ハウトゥイーニア・コルダータとなります。英名は、Chinese lizard tail になります。 ドクダミの概要 ドクダミ科(Saururaceae)ドクダミ属(Houttuynia)になり […]
日本にも欧米文化が入ってきて、食生活も甘いものや脂っこいもの、乳製品、肉類の摂取が多くなり、しかも大食の傾向になってきました。 そのせいで食べ過ぎの人も増え、そうしたことも反映してか、目の病気も欧米化して、黄斑変性症も増えてきたとも言われています。 目の生活習慣病 黄斑変性症は、手術などで一時的に症 […]
長時間のパソコン作業や、1日中目を酷使した結果、夕方ごろになると目がショボショボしてきて、焦点が合いにくくなり、目がかすんで見えにくいという感じになった経験はないでしょうか。 どうしてこのような現象が起こるのでしょうか。 なぜ、目を酷使すると目がかすんでくるのか 私達の目は、見る対象物によって、ピン […]
緑内障は、視神経が傷んで神経が傷つくことにより視野の一部が徐々にかけていってしまうものです。 通常は、房水の量と目の外にでる抵抗との関係によって目に圧力が決まり、これ眼圧になりますが、この眼圧が高いということは、眼が硬いと言えます。 眼圧が正常でも緑内障 眼圧は正常では10~21mmHgと言われてい […]
漢方薬というと、葛根湯を構成している葛根・麻黄・桂皮・芍薬・甘草・生姜・大棗といった植物由来の生薬を連想してしまいますが、漢方生薬には、鉱物や動物由来のものも多く利用されています。 意外とある動物由来の生薬 鉱物を利用したものの代表としては、石膏があります。 動物由来のものとしては、熊胆(クマの胆嚢 […]