健康・医学の面でのリーディングが有名ですが、エドガー・ケイシーは、美容面、特に化粧について、何か言ってなかったのでしょうか。
エドガー・ケイシーとリーディング
エドガー・ケイシーは、催眠状態に入ると、いろいろな質問に対して答えることができ、どんな人でもすみずみまで診察ができ、どんな病気の診断もできました。
さらにすごいことに、診察を受ける人は、その場にいるひつようもなく、単に予約を入れるだけでもよかったと言われていて、エドガー・ケイシーのその霊的なアドバイスは、『リーディング』と呼ばれるようになり、有名になりました。
エドガー・ケイシー自身はというと、催眠中に自分がしゃべった霊的アドバイスのことはまったく覚えていなかったようです。
彼のリーディングは、15,000件にも及び、リーディングが文書として残り、全世界の貴重な財産となりました。
エドガー・ケイシーの化粧に関する言及
エドガー・ケイシーは、化粧自体はあまり勧めていませんでした。
エドガー・ケイシーのリーディングにより、ある人は、『美』とは、魂の奥から内なるハーモニーとともに始まり、自分を中心に四方へと広がってくものだということを知ったと言われています。
ハーモニーというとわかりずらいのですが、「いつでも働いているように。そう、蜂のように。 しかも、あなたのなすことが、あなたの周囲の世界をもっと美しくすることに寄与するような形で働くのです。」と言っています。
個性を大事にしたオンリーワンの美しさ
エドガー・ケイシーは、「1本の木の中ですら、1枚として同じ葉はないし、草の葉も同じ葉が2枚あることはありえない。各々まったく違う。」と述べていて、魂一つ一つは、それ自体が一つの宇宙と言っています。
美容雑誌や化粧品メーカーは、女性の顔や肌をタイプ別に分類してきましたが、これら神様が与えてくださったスタイルや容貌を制限しようとしているのと同じで、人間の体や顔は、幾何学的なデザインで形作られているわけではないのです。
笑ったり、眉を少し動かしたり、いろいろな表情を作るだけでも、予想だにしないところに陰影ができ、とてもパターンなんかに当てはめることはできないのです。
大切なのは、調和のとれた状態にあること、本心を自分自身の体験を通して得た内なる霊的な強さがにじみ出ていることを実感することになります。
世界最高の化粧品があったとしても、あなた自身の美しさを、あなたの気づきを持っている真の美しさを補う以上のことはできないのです。
どうしても必要なら、化粧をしなさい。
考えてみれば、流行なんてものは、儲け主義の化粧品メーカーやメディアが意図的に作り出したもので、そんなくらだない流行を追って、自分らしさを見失ったり、いたずらに他人の真似をしてみたところで、自分は自分なのでしょう。
一番大事なのは、本当の美しさとは、偽りの化粧よりも、心からの真の微笑みなのかもしれません。