コンシーラーとは、英語で concealer で、その語源は英語の conceal (隠す)から来ています。
つまり、コンシーラーは、隠すものという意味の化粧品になるのですが、主に顔のシミや目のくまを隠すために用いられます。
多くの種類があるコンシーラー
一言でコンシーラーといっても、ものすごく種類が豊富です。
基本的には、シミやくまを隠すので、自分の肌とほぼ同じもの、あるいは肌よりも少し明るい色のものが使われます。
そのため、いろいろな人に合わせて、様々な色味の商品が販売されています。
形も、リキッドタイプ、筆ペンタイプ、スティックタイプ、クリームタイプ、ペンシルタイプ、パレットタイプといろいろな種類があります。
美容のプロともなると、目元専用とか、くすみ専用とか、シミ専用というように、部分や肌の状況に合わせて、何種類ものコンシーラーを使い分けるのが当たり前とも言われています。
手軽さで人気のスティックコンシーラー
いろいろなタイプのコンシーラーがあり、それぞれのメリット・デメリットがあります。
例えば、リキッドコンシーラーは、のびがよくてきれいに仕上がるのですが、なじませたり、筆についたコンシーラーをふきとったりと、忙しい人にとっては手間がかかり面倒です。
とにかく、面倒なことはイヤだという人にオススメなのが、スティックコンシーラーです。
手軽に使えて、あらゆる肌トラブルをカバーしてくれるいわばユーティリティープレイヤーです。
水分多めのやわらかめの使用感のあるスティックコンシーラーは、肌へのなじみがよく、シミをピンポイントで隠せるだけでなく、くすみに対して広く色ムラなくなじませることもできます。
シミに対して使うときは、実際のシミよりもひと回り大きくコンシーラーを乗せて、指でトントン叩き込むようにしてなじませると良いでしょう。
もし、ピンポイントで小さいシミをどうにかしたい場合は、ペンシルタイプのコンシーラーもオススメです。
ペンシルタイプのコンシーラーは、水分が少なく、肌にしっかり密着するので、小さいシミには有効ですが、よく動く目じりや口まわりは、ヨレてきてしまう場合もあるので、避けたほうがいいかもしれません。
コンシーラーとファンデーション
コンシーラーを使ってからファンデーションなのか、ファンデーションが先でその後にコンシーラーなのか、これは一概には言えません。
同じメーカーのもので、メーカーが推奨している順番があれば、その順番に従うと良いでしょうし、もし、違うメーカーのものであれば、順番を入れ替えて試してみて、なじみがよくしっくりきた順番のほうでやっていけばよいでしょう。