『チーク』は英語で cheek で、頬という意味になります。
このことから、チークは、主に頬につける化粧品、頬紅(ほおべに)のことを指します。
チークの意味
美容面を考えると、健康的で若々しく見えるということが大切になってきます。
顔色が悪いと不健康に見えてしまい、青白い顔よりも、赤みがある明るい顔のほうがより健康的なイメージを演出しやすくなります。
特に、頬に赤みが差すことによって顔全体が明るく見え、顔に血が通っているような感じになり健康的で若々しく見えます。
メイクにチークなんていらないからしないという人もいますが、メイクにチークが必要か不必要かはともかく、顔に立体感を出したい時や、女性らしいナチュラルで柔らかい雰囲気を演出したいといった場合、頬に暖色系の色を乗せることによって血色感を演出し、健康的で若々しい肌を演出できるチークが役に立ちます。
チークの種類
肌に自然な血色感を与えたり、顔を立体的に見せる効果があるチークですが、『パウダータイプ』のものと『クリームタイプ』のものに分けることができます。
『パウダータイプ』は、ファイスパウダーやパウダーファンデーションの上から塗ると綺麗に仕上げることができ、チークブラシを使って入れていきます。
チークブラシは、太めのものがたっぷりと粉を含んで肌をふんわり乗せることができるので、使いやすくオススメです。
『クリームタイプ』はクリームやBBクリームの後に使うとよく、指にとって肌をトントンと叩くように乗せていくことで、自然な明るさを肌に与えることができます。
チークの選び方と入れる位置
チークは選んだ色と入れる場所によって雰囲気ががらりと変わってきます。
チークの色選びは、自分の肌のトーンに合わせるというのが基本で、そうすることによってチークが浮いて見えるというようなことがなくなります。
ブルーベースの肌の人の場合は、ピンクやローズ寄りの色のものがオススメで、イエローベースの肌の人の場合は、オレンジやブラウン寄りの色のものがオススメです。
チークを入れる場所としては、頬骨と降格を結ぶラインに入れていきます。
面長やベース型の顔の人は、頬骨と小鼻を結ぶラインにアーモンド型に入れることで横幅を生かすことができます。
丸顔の人は、頬骨と顎を結ぶラインに丸くふくらむように入れることで、縦のラインが強調されシャープなイメージを演出することができます。
頬骨の高い所に丸く入れることで、頬の位置を高く見せることができ、顔の中心に視線が集まりやすくなり、若々しくかわいいイメージを演出することができます。