『ファンデーション』とは、顔料を含む素材を顔全体に塗り、シミ、そばかす、ほくろなどを覆い隠して肌の表面を均等に整える役目を持つ美容アイテムになります。
ファンデーションの目的と化粧下地との違い
『ファンデーション』は、英語で foundation となり、その意味するところは日本語で「土台」「基礎」「下地」といった意味になることから、メイクにおいては、毛穴やシミ、シワといった肌の悩みをカバーして肌をきれいに見せるベースメイクの要となるアイテムになります。
『ファンデーション』は、通称『ファンデ』と略されることもあり、仕上げに用いるアイテムで、それに対して『化粧下地』は、ファンデーションを塗る上での土台となるものです。
言い換えると、『ファンデーション』は肌そのものを美しく仕上げるもので、『化粧下地』はその前の段階でファンデーションのノリや持ちをよくする目的で使われます。
ファンデーションの上手な選び方と塗るコツ
ファンデーションは、自分になった色選びが、美しく仕上がるかのポイントとなりますので、自分の肌のトーンを知ることは大切なことで、自分の肌がイエローベースなのか、ブルーベースなのかをきちんと知ることが重要です。
例えば、ブルーベースの肌の人は、ピンクオークル系の色のファンデーションだと似合いますが、イエローオークル系のファンデーションを使うと、ファンデーションが浮いて見えたり、くすみやシミが逆に目立ってしまったりします。
ブルーベースの肌の人は、やや赤みが強いピンクオークルやピンクベージュといった色のファンデーションがオススメで、イエローベースの肌の人は、やや黄みが強いオークルやイエローオークルといった色のファンデーションがオススメです。
ファンデーションは、顔全体を同じ厚さに塗ってしまうと、厚塗りで平面的な顔に見えてしまいますので、厚く塗る部分と薄く塗る部分を分けると、立体感を演出できます。
基本的には、顔の中央を集めに塗り、フェイスライン側を薄めに塗っていくとよいのですが、皮脂ば多かったり、よく動くことで化粧が崩れたりよれやすい部分は、薄く塗るようにするのがコツです。
いろいろあるファンデーションの種類
一言でファンデーションといっても、色の違いだけでなくいろいろなタイプがあります。
『リキッドファンデーション』は、油性成分が液状になったファンデーションで、普通肌から乾燥肌の人も使いやすいアイテムになっていて、カバー力に優れています。
『リキッドファンデーション』は、カバー力に優れているため、カバーをしながらも透明感のあるメイクをしたい人にお奨めで、宇数k塗ることによって、とてもナチュラルなメイクに仕上がり、重ねることでしっかりしたメイクになり、ツヤ感がある肌に仕上がります。
『クリームファンデーション』は、油性成分がクリーム状になっていて、乾燥しやすい肌に適しています。
しっかりカバーしたい時に好んで使われ、伸びが良くてよれにくく、肌に密着して化粧もちのよい肌に仕上げることができます。
『クリームファンデーション』は、少し集めに塗ってしまうと、メイク官が強くなるので注意が必要なのと、オイリー肌の人には不向きです。
『BBクリーム』は、ファンデーションの中で、ファンデーションとしての機能はもちろん、日焼け止め・化粧下地としての機能も持ち合わせたものです。
『CCクリーム』は、BBクリームの進化版とも言われていて、BBクリームと比べると、スキンケア効果や肌の色補正効果が高く、日焼け止めとファンデーションを兼ねたBBクリームに対して、スキンケアや肌補正もできるようにしたのがCCクリームです。
『パウダーファンデーション』は、粉体原料が主体のファンデーションで、マットな肌を演出したい場合にオススメです。
また『パウダーファンデーション』は比較的低刺激なので、敏感肌の人にも向いています。
『ミネラルファンデーション』は、酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄・マイカなどの天然鉱物であるミネラルを使用したファンデーションで、肌への負担が軽いことから、敏感肌の人に向いています。