美容整形のメニューで、特に人気が高いのが目元の整形で、その中でも二重瞼の手術はもっともポピュラーになっています。
二重瞼の手術は、比較的費用が安く、見た目の効果が高いため年齢を問わず人気となっています。
ポピュラーだけども実力が試される二重瞼手術
二重瞼の手術というと、数多くやられていていますが、結構繊細さが求められるものになっています。
人間の顔の中でも、目元の表情はとても微妙で、瞼の二重のラインはたった数分の一ミリ違うだけで、印象が大きく変わってきてしまったりします。
しがたって、きめ細やかなセンスや綿密な設計、丁寧な手術が必要になってきて、手術を行う側からすると腕の見せどころでもあり、実力がでてきやすいのが二重瞼の手術になります。
二重瞼手術に黄金比ってあるのか
ひとくちに二重瞼といっても、どのようなラインが理想的なのかは人それぞれ違ってきます。
もちろん、黄金比みたいなものはあって、美しさの基準のようなものがあり、目鼻の大きさや位置、それらのバランス、顔全体の輪郭との調和から、多くの人が美しいと感じる基準のようなものはあり、こうした基準に沿って仕上がりがイメージされたりします。
統計上の理想の目としては、左右の大きさは約3cmで、顔の横幅を10とすると目の長さの比率は2であることが理想とされ、2.5まで許容とされています。
上下の長さは1cmが理想で、目と目の間隔は3cm、つまり目と目の間にもう一つ目が入るぐらいが理想とされています。
しかし、人はそれぞれ個性があり、なんでもかんでもそんな方程式のようにいくはずもなく、これらの理想の目も、あくまでも統計上のものであるので、誰にもあてはまるものではありません。
だからこそ、二重瞼の手術も、納得いくまでカウンセリングで話合っていかないといけないのです。
二重瞼手術の方法
二重瞼の手術法は、大きく「切開法」と「埋没法」の2つに分けることができます。
「切開法」はその名の通りいわゆる切る手術法で、麻酔をして二重のラインに沿って上瞼の皮膚を切開し、ラインが綺麗に出るように皮膚を手繰り寄せて丁寧に縫合します。
「切開法」は、古くからある手術法で確実な方法ですが、メスで切開するため腫れが強く出たりします。
「埋没法」は、いわゆる切らない手術で、極細の特殊な糸を数法、上瞼の裏側から通して皮膚を手繰り寄せ、数カ所で固定して二重のラインを作っていく方法になります。
「埋没法」は、切開しないため腫れが少なく短時間で行うことができ、傷が残る心配もありませんが、ラインが消えやすいという欠点があります。
もし「埋没法」でラインをしっかり作ろうとすると、糸の本数を増やすということになりますが、そうすると今度は逆に糸の力が強すぎて、不自然な仕上がりになったり、腫れが強くでたりします。