ベースメイクは、全てのメイクプロセスにおいて一番最初に行う部分になります。
ベースメイクに使われるアイテムとしては、化粧下地、コントロールカラー、CCクリーム、BBクリーム、ファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダーなどがあります。
メイクはベースメイクが8割
いろいろなアイテムを駆使しながら、肌ムラをなくし、気になるトラブルをカバーし、美しい顔色を演出していきます。
このベースメイクが、その後に行うポイントメイクの良し悪しも決めてしまい、ベースメイクが成功したら、メイクは8割成功するとまで言われています。
ベースメイクは、もちろん肌を美しく見せる効果がありますが、肌の質感一つで印象は大きく異なってきますので、TPOに合わせたベースメイクも重要になってきます。
そのTPOに合わせて、パウダーファンデーションやCCクリームを使うのか、リキッドファンデーションやBBクリームを使うのかが分かれてきます。
TPO別ベースメイク
肌の立体感を出していきたい、メイク直しの回数は少なくしたい、ツヤ肌にしたい、肌に自信がない、シミやシワが気になっているという場合、メイクが崩れにくい人や乾燥ぎみの肌の人、きちんと仕事やスーツや制服などを着るシチュエーションといった場合は、リキッドファンデーションやBBクリームがオススメです。
しっかりとカバーしたいというのであればリキッドファンデーション、とにかくメイクの時短をしたいというのであればBBクリームが特にオススメです。
肌の色を均一に整えたい、薄づきが好み、毛穴が気になるといった場合、メイクがすぐに取れてしまったり、オイリーぎみの肌の人、カジュアルなシチュエーションで考えるのであれば、パウダーファンデーションやCCクリームがオススメです。
特に、オフィス通勤の場合はパウダーファンデーション、自宅勤務などの場合はCCクリームがオススメです。
よく目にするベースメイク用語
ベースメイク関連用語として、よく出てくるものをご紹介します。
『マット』は、粉っぽくしっかりとカバーされたメイク感で、『ハーフマット』は、ほのかなツヤを残しながらもメイク感もきちんと出せます。
『カバー力』は、よく聞く言葉ですが、肌の色ムラやシミ・シワ、さらには毛穴など肌トラブル全般を隠す強度を指します。
『ツヤ』とは、粉っぽさがなく、頬骨周辺のCゾーンや額から鼻筋にかけてのTゾーンなどがつややかに光っている状態を指します。
『ヨレ』は、目の周りやほうれい線、鼻まわりなどのよく動く部分、皮脂の分泌が多いい部分でベースメイクが寄ってたまり崩れてしまう現象のことで、肌ムラの原因になります。