リップは、メイクの中では一番落ちやすいアイテムと言われ、塗り直しが多いアイテムです。
従って、メイク直しにパウダーを持ち歩かなくても、リップスティックは持ち歩いているという人も多いと思います。
主役にも脇役にもなるリップ
リップは、その目的によって主役にも脇役にもなるメイクアイテムです。
他の部分とのバランスも大切ですが、リップの塗り方によっても印象がずいぶんと変わってきます。
リップを使用するときに、大きさ・輪郭を小さくとると古めかしい印象になってしまいます。
唇のリップメイクでは、上唇のいわゆる山と、唇の輪郭であるリップラインがポイントになってきます。
唇の山のアウトラインがしっかりとられていると、きちんとしている感じを与えます。
もし山の部分をしっかりとではなく、ラフに仕上げたい場合には、山がなだらかになるようにリップを乗せていきます。
リップラインをしっかりとさせることで、唇がはっきりと見えるしまった感じになります。
3つのリップ
リっプには、大きくわけてペンシル、リップスティック、グロスがあります。
本来の唇の巣の色を消して、色味と潤いを与える役割をするのがリップスティックで、輪郭をとるときに便利なのがペンシル、うるおいやツヤを与え、リップにも重ねることができるのがグロスになります。
リップはその色合いによって印象が変わってくるアイテムでリップを主役でメイクをしていくのであれば、ビビッドカラーのレッド系、落ち着いたオフィスメイクや顔にまとまりが欲しいといった場合に使うのであればベージュ系がオススメで、それぞれ肌の色に合わせて、イエローベースかブルーベースかを考えて選択していくと良いでしょう。
唇の大きさは、ジャストにするのがオススメで、もし薄い唇であれば1mmほどオーバーに塗り、大きくしたいときはリップペンシルを使うと消えにくくしっかりとした美しい仕上がりにしやすいでしょう。
リップの使い方
リップは、リップブラシを使い筆塗りをする場合は、ブラシにリップを適量とって、塗っていきます。
リップスティックの場合は、適量を繰り出して、唇の中億からざっくりと輪郭近くまで塗りひろげ、ムラが無いように何度か往復して均一の濃さにしていき、リップスティックのエッジを上唇の山に合わせて、山の中億から左右に半円を描くように口角へ向かって調整していき、下唇は口角から反対側の口角まで一気に塗っていきます。
最後に口を軽く開けて、上唇と下唇の口角部分をつなぐように塗ることで、一応ラフな仕上がりになり、必要に応じて、グロスやペンシルなどで調整していきます。