人間の顔は左右対称というわけにはいきませんが、明らかに左右の目の大きさが違い、顔まで歪んでいる人は、もしかしたら目の使い方を直すことで、改善できるかもしれません。
顔の歪みが気になる
顔が歪む原因は、情報端末を姿勢を崩して読んだり、長時間頬杖をつくクセがあったりすることで、これが顔の歪みに現れたりします。
女性の場合、毎日鏡を見たりして化粧をするときに、顔の歪みに気づいたりしますが、鏡をあまりみない男性などは、なかなか顔の歪みに気づきにくかったりします。
日本人の約8割は、目と顔に歪み
日本人の約8割は、目と顔に歪みがあると言われています。
顔の歪みに原因はというと、多くは歯の噛み合わせの悪さ、寝姿の悪さなどに原因があるとされています。
たかが歯の噛み合わせや寝姿でなどと軽くみてはいけません。
朝・昼・晩と1日3食とすると、1食20分で食事を済ませたとしても、1日の食べる時間の合計は約1時間にもなります。
さらに寝る時間は1日6~8時間とすると、1日のうちの1/4から1/3は、寝ているか食べている時間ということになり、結構長い時間を占めています。
だからこそ、噛み合わせは重要なのです。
噛み合わせや寝姿以外にも原因が
目や顔の歪みの原因は、物を見るときの姿勢も大きく関与しています。
最近では、電車やバスの中をみても、多くの人がスマホの画面と睨めっこしていますが、至近距離でパソコンやスマホを見続けていると、目は休めのモードに切り替え、片目で見るようになり、これにより両目のバランスが崩れてしまいます。
携帯やスマホの画面を至近距離で見つめながら、片手で操作をしていると、どんどん両目のバランスが崩れていってしまいます。
そして、目を細めたりして見ているうちに、両目の大きさに違いが生じて、左右の顔の大きさにも違いがでてきてしまいます。
そのうちに正しい姿勢が保てなくなり、首のコリや肩こりなどの原因になってしまいます。
目が悪くなると、顔、脳、心、体の順に歪みが生じてきます。
多くの場合は、左右の目の大きさや高さ、あるいは左右の顔の大きさや高さに違いがでてきます。
そして、目と顔のこうした歪みは、肩こり・腰痛・ひざ痛にもつながります。
パソコンやスマホを長時間見続けることは避け、適当に休憩時間をとり、目を休めたり、近くと遠くを繰り返し交互に見たり、視線を上下左右、右回り、左回りといった具合に動かすことは、疲れて凝り固まった目をリフレッシュし、血行を良くするという点で有効です。
また温かいタオルなどを目に当てて、目を温めるのもオススメです。