眉は、少し眉頭や眉尻の位置を変えるだけで、顔の印象がぐんと変わってくる重要なパーツです。
それゆえに、メイクにおいて眉を上手に描くことにより、ワンランク上のメイクに仕上げることができます。
眉で変わってくるイメージ
眉頭でいうと、眉頭が外側、つまり離れているとはかなげで優しくおっとりとした印象を演出でき、眉頭が内側で近いと、シャープで医師の強い印象がでてくるとともに、立体感がでて鼻を高く見せることができます。
眉尻は、目尻よりもかなり外側にすると、フェイスラインの面積を小さく見せることができるので小顔効果があり、エレガントな印象を演出でき、逆に眉尻が目尻よりもかなり内側になるようにすると、フェイスラインの面積が広くみえ、丸顔効果が出せ、フレッシュな印象を与えることができます。
このように眉1つ、眉頭と眉尻の位置だけをとっても、がらりと印象が変わってくるものなのです。
左右の眉が不ぞろいで困る
眉をメイクしようとしても、左右の眉が不ぞろいでという悩みも多くあります。
人間はそんな左右対称にはできていないので、ほとんどの人の眉が左右不ぞろいといっても過言ではないでしょうし、それだけ眉のメイクの悩みとしてももっとも多いのが左右の眉の不ぞろいともいえるでしょう。
左右の眉が不ぞろいな場合は、基本の眉に近いほうの眉に合わせて、それを基準にしていくと良いでしょう。
基本的な眉は、もちろん人の好みにもよりますが、教科書的なことを紹介すると眉頭は、目頭から垂直に上へ伸ばした線よりも5mmほど内側にします。
眉尻は、口角と目尻をつないだ延長線上にもってきます。
眉山は、黒目の外側の端から上に延ばした線と、目尻から上へ伸ばした線の間にあるのが理想だと言われています。
どちらの眉がこの理想形に近いかを見極め、理想形に近い方の眉からアウトラインを描いていくとバランスがとりやすくなります。
仕上げにアイブロウペンシルなどで、左右の眉の濃さをそろえていくと良いでしょう。
左右の眉を一緒にみているとわかりづらかったりするので、その場合は、片方の眉を隠して、一方の眉を鏡でみていくとよいかもしれません。
つり目を強調したくない場合
つり目が強調されたくない場合は、眉尻を少し上げた太目のストレートがオススメです。
つり目だから、せめて眉は下げて下がり眉にと思いがちですが、そうしてしまうと、つり目の角度とは反対の下がり眉にすることで、その角度の差が強調されて、かえってつり目が強調されてしまいます。
つり目には、太目のストレート眉がオススメで、眉尻だけを少し下げて描くと良いでしょう。
目の上がっているほうに眉尻が少しだけ沿うことで、目の印象を穏やかに見せることができます。