美容面で毛穴が目立つ理由 | 美容トピックス

2022年8月、桃谷順天館グループの株式会社が、20代から40代の女性に対して「毛穴悩みありますか?」ということでアンケートを行っています。

毛穴に悩みがある人は多い

調査が行われたのは、2022年8月15日(月)~16日の2日間で、全国の20代・30代・40代の女性、それぞれ240名ずつ、計720人に対して、インターネット調査を行っています。

その結果、毛穴に悩みがあるという人は、全体の74.7%に達し、その内容の内訳を見てみると、毛穴の黒ずみになっていて、20代で36.7%、30代で27.9%、40代で24.2%の人が悩んでいるという結果になりました。

毛穴に悩みがある人は多い

毛穴は、顔だけでも約20万個あり、そこから皮脂が分泌されていて、その数は年を重ねても変わりません。

毛穴から分泌された皮脂は、肌を外部から守るバリア機能を発揮するとともに、汗と一緒に体の老廃物を排出するデトックス機能も併せ持っています。

しかし、肌のターンオーバーが乱れると、角化亢進、つまり刺激や炎症などによって角化細胞のターンオーバーが早まることによって、角化異常が起こり、角層が厚くなってしまいます。

そうなると、本来であればスムーズに剥がれ落ちるはずの角層がはがれにくくなり蓄積してしまいます。

そうすると、過剰な皮脂と角質によって汚れが混ざり角栓となって、毛穴の出口につまってしまいますが、これが時間の経過とともに酸化して黒ずみ、ボツボツとした跡が目立つようになります。

毛穴の入り口が詰まり塞がれて皮脂が外に出られないと、皮膚の内側にポツポツとしたふくらみができてきて、触るとザラザラしていますが、こうした状態は20代に多いつまり毛穴になります。

加齢とともに肌のハリや弾力が低下してくると、皮脂の過剰分泌などにより表皮が厚くなり、毛穴が開いたままになってしまい、こうした状態は頬に多く見られます。

こうしたたるみ毛穴は40代以降に多く、皮膚がたるむことで毛穴周辺がすり鉢状に陥没して毛穴が広がって見えたりします。

オススメの毛穴ケアとおすすめしない毛穴ケア

毛穴ケアは、まず角栓づまりをどうにかしたいのですが、皮脂の主成分である油脂を多く含むオイルクレンジングやクレンジングクリームと、洗顔料の両方をつかっていしっかりケアすると良いでしょう。

ただし、洗いすぎたり、ゴシゴシこすって肌に過剰な刺激を与えると、かえって過剰な皮脂分泌を誘発する可能性があるので、しっかり泡立て、こすらず優しく洗うことが大切です。

毛穴を一時的に引き締める収れん化粧品にはエタノールなどがお多く入っているので、肌にダメージを与え、かえって炎症を悪化させてしまうことも考えられるので十分に注意が必要です。
またピーリングジェルは、ゲル化剤を固めて転がしているので、角栓除去の効果はそれほど期待できないかもしれません。

最新情報をチェックしよう!