美肌の天敵、肌荒れにオススメの食材とは | 美容トピックス

人間にはウイルスや細菌、その他有害なものから体を防御するシステムである免疫機能が備わっています。

しかし、本来退治する必要のないものや、こすったりひっかいたりなどの物理的刺激によって、免疫が過剰に反応し炎症を起こしてしまうこともあります。

このようなものは、乳幼児期に多く、成長とともに次第に改善されていきますが、なかには大人になってもこのような症状が続く場合もあります。

まずは日常生活で注意を

アトピー性皮膚炎など、アレルギー体質の人は、医療機関に相談し、いろいろな薬を処方してもらったりしますが、まずは日常生活において、原因となる皮膚への刺激を避けて、清潔に保ち、しっかりと保湿を心掛けることが大切です。

そして、食生活におても栄養バランスが大切だと言われています。

脂肪酸に関して言うと、大豆油やコーン油などのω6系の脂肪酸を摂りすぎると、アレルギー疾患になりやすいと言われています。
脂肪酸は、ω6系とω3系のバランスが大切で、ω3系の脂肪酸を積極的に摂るようにすると良いでしょう。

ω3系の脂肪酸としては、EPAやDHA、えごま油やアマニ油などがあげられます。

γ-リノレン酸

γ-リノレン酸は、不飽和脂肪酸で、人間の身体にはとても大切な必須脂肪酸の一つにもなっています。
天然にγ-リノレン酸を多く含む食材は意外にも少なく、月見草やカシス種子油などに多く含まれています。

月見草の種子では、脂肪酸の7.5%がγ-リノレン酸で、血圧や血糖値を下げる効果が期待されています。またLDL-コレステロール値も下げる効果も期待されています。
月見草は、ドイツ、フランス、イギリスなどの欧州諸国では、アトピー性皮膚炎を治療する医薬品として用いられているくらいです。

月見草に含まれるγ-リノレン酸は、皮膚の表皮細胞に必要不可欠な成分で、アトピー性皮膚炎にも良いとされているのです。
日本においては、月見草を使った特定保健用食品や機能性表示食品はないようです。

α-リノレン酸

α-リノレン酸もアトピー性皮膚炎に良いとされていて、紫蘇の実油などに多く含まれています。

機能性食品で皮膚に良いものはあるのか

機能性食品で皮膚に関する機能で届け出されているものをみると、ヒアルロン酸があります。
機能表示としては、次のようになっています。
「本品にはヒアルロン酸が含まれます。ヒアルロン酸には皮膚水分量を保持させる働きがあり、乾燥を緩和することが報告されています。」

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