マスク生活が続くと、しだいに化粧に対する関心が薄くなり、その一方で、肌の健康・美肌への関心が高まってきています。
マスクを長時間していることで、マスクによる肌荒れや口臭といった美容に関する悩みが増えてきています。
長時間マスクによる肌トラブル
長時間マスクをしていることで、肌トラブルに悩んでいる人も増えてきています。
マスクをしていることで、マスクが蒸れたり、肌が乾燥したりして肌荒れやニキビなどの肌トラブルを起こしたりしてしまいます。
マスクをつけていることが日常となった昨今、感染防止のために機能性を重視するマスクに注目が集まっていますが、マスクによる肌荒れを軽減して、マスク時間を快適に過ごせるようにメーカー側もいろいろな製品を開発してきています。
美容クリニックや医療機器メーカーが共同開発して開発されたマスクも出てきています。
マスク肌荒れを防ぐ対策
マスク肌荒れを防ぐ対策としては、自分にあった美肌マスクを選び、マスク内の蒸れをコントロールするとともに、マスクしているからといって油断せずに紫外線対策もしっかりします。
マスクを長時間していてバリア機能が落ちた肌に紫外線は大敵ですので、気になるのであればＵＶカットが施されたマスクというのも一つの方法です。
マスクにより肌のバリア機能が低下してしまっているので、しっかりと保湿ケアをすることも大切です。
マスクをしていると蒸れたりするので、保湿は必要ないのではと思うかもしれませんが、マスクの中が蒸れるくらい湿気が高くなっていても、これで保湿に役立っているということではありません。
むしろ、マスク内の水分が蒸発する時に、肌表面の角質層の水分まで一緒に奪ってしまい、乾燥をしやすくなります。
さらにマスクをはずした時や、マスクの隙間から急速に肌内部の水分が蒸発して乾燥が進んでしまい、肌のバリア機能が低下して、敏感肌となり、ちょっとした刺激でも肌がかゆくなったり、荒れてしまったりするようになります。
そこにマスクによる摩擦による刺激が加われば、より一層、肌トラブルを起こしやすくなってしまうのです。
美肌マスクに求められる条件
マスクによる肌荒れなどの肌トラブルを軽減するための美肌マスクに求められる機能としては、まずは当然ながら肌にやさしいということが条件になってきます。
マスクの長時間着用によるマスク内の蒸れが、肌荒れなどの肌トラブルの原因になっているので、長時間つけていてもムレにくいことが大切になってきます。
そのため、肌トラブルを起こしにくい美肌マスクには、吸湿速乾性のある素材が適しています。
また、マスクと顔の接触面でマスクが擦れるとその摩擦で肌が刺激されかゆみが出たり赤くなったりしますが、こうした問題は、３Ｄフィットマスク構造にしたり、伸縮性のある生地を使うことで軽減することができます。
マスクを長時間つけていると、マスクの中が臭ってきて、それを不快に感じる人も少なくありません。
ミントなどの香料を入れて、臭いをマスキングするという方法もありますが、衛生面を考えて、マスクの生地に銀イオンなどを練り込んだ糸を織り込むことで、マスク素材全体に抗菌・消臭効果が期待できるようになります。
さらに、夏に向けて日焼けということを考慮して、ＵＶカットを施したマスクも販売されています。
