お肌ケアもやりすぎるとマイナス、肌断食を考える | 美容トピックス

シワが1本できただけで、大騒ぎをし、過剰に肌をケアしている人は少なくありません。
特に、化粧品をたくさん買い込み、時間があればつけて肌をケアしているつもりになっている人がいます。

肌も生き物

肌も生き物とよく言われます。肌も新陳代謝をしていて、自浄作用というものを備えています。あまりにも過保護にしてしまうと、本来持っている肌の機能を低下させてしまうことにもなりかねません。

従って、お肌のケアにも、必要不可欠でやっていい肌ケアと、過剰で不要な肌ケアとがあります。

スポーツをして汗をかいたあと、汗をしっかりぬぐって化粧水で肌をおちつかせたり、外出するさいに紫外線ケアのために化粧品を使うというのは、必要不可欠な肌ケアと言えるでしょう。

 

しかし、自分がオイリー肌だからといって、しょっちゅう洗顔したりしていたり、逆に乾燥肌だからといって年がら年中保湿クリームをむやみにぬりまくっているとしたら、止めたほうが良いでしょう。

肌断食とプチ肌断食

肌断食という言葉は、はじめて聞く人もいると思いますが、要するに肌の断食です。
普通断食というと、食事を摂らない断食を連想すると思いますが、私たちが何も食さないで、あるいは必要最低限の水などのみでしばらくの間過ごすということと考え方は同じです。

肌断食は、つまり肌のためのスキンケアをしないということです。
その考え方は、特に化粧をたくさんする女性では、基礎化粧品を使ったスキンケア、メイクアップ化粧品を使ったメイクなどで、肌に刺激やダメージを与えているようなものです。それをリセットすることで、肌が本来もっている保湿機能やバリア機能を回復させるというものです。

多くの美容家たちの間でも、この肌断食は、きちんとスキンケアを行っているにもかかわらず肌の調子がわるく肌トラブルが起こりやすいといったときに効果的だということで話題になっています。

メイクアップ化粧品であれば、肌に刺激を与えて悪いということは理解できますが、本来肌を保湿したり、キメを整えたりするスキンケアのための基礎化粧品がなぜダメなのかというと、別にダメではないが、化粧品でいつも保湿したりしてあげていると、肌がなまけてしまうようになり、本来持っている保湿機能やバリア機能が退化してしまうのです。

またスキンケアをうたった基礎化粧品でも、界面活性剤が使われていたり防腐剤が使われていたりと、いろいろな成分が使われていて、こうした成分が少なからず肌を刺激してしまうということも考えられます。

断食と同じで肌断食もまずはプチ肌断食から

肌断食を本格的となると、断食と同じように覚悟がいったりしますので、とりくみやすい方法としてプチ肌断食をすると良いでしょう。
プチ肌断食は、プチですので、完全に化粧品をシャットアウトしてしまうのではありません。

しかし、乾燥肌や敏感肌で保湿成分入りの化粧品を使っていた人など、今まで使っていた化粧品を急にやめることで、肌トラブルを引き起こす人もでてきます。
そうした人たちは、プチ肌断食を中止することが大切です。肌に合わない方法を行っていても、効果がないばかりか肌トラブルのもとになってしまいます。

非クレンジング肌断食

プチ肌断食でとりくみやすいものとして知られているのが、非クレンジング肌断食です。
スキンケアでもっとも肌に負担をかけていると言われているのがクレンジングです。
そこでまずはクレンジングだけを止めようというのが、非クレンジング断食です。

クレンジングはいっさいしません。そしてメイクは薄くしたり、ミネラルファンデーションやフェイスパウダーといった普通の洗顔料だけで簡単に落ちるものにします。

クレンジングをしないというだけでも、かなりの肌への負担軽減につながります。

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