電動歯ブラシは、電力をつかってブラシ部分を動かすことによって歯や歯ぐきをケアするものです。
3種類ある電動ハブラシ
電動歯ブラシといっても、大きくわけて3つのタイプがあります。
その3つのタイプとは、ブラシの部分がマッサージ機のように振動する電動タイプ、ブラシ部分が高速振動しながら細かい音波でプラーク(歯垢)を除去していく音波タイプ、超音波を使っている超音波タイプです。
電動歯ブラシの主流の電動タイプ
電動歯ブラシの主流になっているのが一般的な電動タイプで、ブラシ部分が高速振動するものですが、虫歯予防などには適しています。一方、歯周病など歯ぐきが心配だという人は、振動が弱く自分で動かす超音波タイプの電動歯ブラシが良いでしょう。
どのような電動歯ブラシを選ぶとよいのか
電動歯ブラシは、やはり使いやすいものを選ぶのが良いでしょう。
自分の手になじむかどうかをチェックします。大きさや重さが自分にあっているかということは大切です。
次に消耗品、例えば替えのブラシなどが入手しやすいかどうかです。どんなにすぐれた電動歯ブラシでも替えのブラシがなかなか手に入らないようでは困ります。
そのほか、清掃などのメンテナンスが簡単なものが良いでしょう。
あとは、ランニングコストがどれくらいかというのも頭に入れておいて比較すると良いでしょう。
電動歯ブラシを使う前にしておきたいこと
電動歯ブラシですが、いきなり電動歯ブラシを使うのではなく、その前にやっておきたいことがあります。
まずは歯を磨く前には軽く口をすすいでおきます。
もし、電動歯ブラシ専用の歯磨き剤があれば、普通の市販されている歯磨き剤よりも良いでしょう。
電動歯ブラシのスイッチをONする前に、歯磨き剤を口全体によく伸ばしておきます。
そのことで、しっかりと磨くことができます。
歯も歯ぐきをケアする電動歯ブラシの使い方
電動歯ブラシのスイッチをONしたら、奥歯から前歯の方へていねいに1本ずつ磨いていきます。
1カ所に目安として4秒程度ブラシを軽く当てて、ゆっくりとずらしていきます。
歯を中心に左右に少しゆさぶるようにして軽く振りながら磨いていくとより効果的です。
一般的な振動式の電動歯ブラシは、歯に当てた時にできるだけ動かさないようにします。そして、ブラシにはを強く押し当てないことが大切です。
ブラシを強く押し当ててしまうと、毛先の動きが妨げられるだけではなく、毛先が開きすぎて清掃能力が低下してしまいます。
さらに、歯がすり減ったり、歯ぐきが傷ついてしまったりします。