何かを調べるとなると、調べたいことに関連したキーワードをGoogleの検索窓に打ち込んで調べる人も多いかと思います。
ググるという言葉が出てくるぐらい、何かを調べるときのお決まりの行動ともいえるぐらい普及してきました。
ところが、時代はAIの時代になり、わからないことをそのまま直接AIに質問文の形でぶつけて、答えをもらうという人も増えてきました。
AIのメリット・デメリット
AIの良いところは、自分が質問したいことをそのまま質問文の形で入力して、リターンキーを押せば、AIが勝手に回答を出してくれるところにあります。
ものすごく便利で、簡単なプログラムのスクリプトなどもお願いすればものの数秒で書き上げてくれます。
便利なAIですが、あまりAIに頼りすぎていると、人間は考えなくなってしまいます。
Googleで検索していたころは、まだ検索のためのキーワードをどうしようか、何か関連のあるキーワードはないかな、このキーワードではだめそうなので、別の視点からのキーワードを追加してみようなどと考えていましたが、AIは質問文のまま問いかければいいので、そこで人間は考えなくなってしまいます。
また、AIで一番注意しなければいけないのは、AIにも弱い分野があります。
それが専門分野と、最新の情報です。
AIは膨大なネットの中にある情報から関連するものを拾ってきますが、特に専門的知識になると、正確かつ詳細に記載されているサイトが少なかったり、あるいは玉石混合の健康情報などを精査することなくそのまま引っ張ってきてしまったりするので、間違いが多かったりもします。
また最新の情報も、まだサイトに掲載されたばかりだとひっかからずに反映されなかったりします。
AIの特異な分野、得意なワークを考えて、賢く利用していくと良いでしょう。
無料のAI
AIというと、真っ先にChatGPTを思い浮かべる人も多いかと思います。
ChatGPTだと、使用するのにお金がかかったり、登録が必要だったりと面倒くさいし、中には、登録なんていっさいせずにしかも無料で使いまくりたいという人もいるかもしれません。
2024年の秋ごろになり、ChatGPT-4Ominiという形で、無料で、しかも登録もしないでChatGPTが利用できるようになっています。
こんなものにお金を払ったり、登録したくない、でもおいしいところはちょこっと利用したいという人にとっては嬉しい話です。
ただ、毎回毎回、「ログアウトしたまま利用する」みたいなボタンを押さないといけないのは面倒くさい話です。
また、多くの人がAIを利用しすぎると、ネットの内容がAIに固定されてきてしまい、硬直化してしまうのではという懸念もあります。
応援したい日本生まれの無料AI
日本生まれのオススメのAI、それが『felo』です。
『Felo』は日本のAI検索エンジンで、東京を拠点とするスタートアップ企業Felo Inc.によって開発され、2024年秋ごろにリリースされました。
『Felo』は、自然言語処理技術を活用していて、ユーザーが自然な言葉で質問を入力すると、関連する情報を提供してくれます。
もしかしたらこれがでてきたから、Chat-GPTも慌てて無料の範囲を拡大したり、登録なしでも使えるようにしたのかもしれません。
いつまでも胡坐をかいたようなことはできないということで、無料で登録も必要ないものがどんどん大量にでてきて、過当競争になるぐらいになればいいのかもしれません。
『felo』は、こちらから
https://felo.ai/ja/search