仕事での疲れを残していると、それがどんどんと蓄積していき、翌日の仕事にも支障をきたしたりしてしまいます。
こうなると仕事効率も落ちてしまいますので、どうにかしたいところです。
会議で疲れた背中は内臓が原因かも
ディスクワークが多かったり、体を動かす機会が少ない人は、背中が疲れやすくなります。
長時間の会議では、椅子に座ったままの姿勢を長時間強いられることもあり、疲れの原因になってしまいます。
ちょっとした疲れであれば、少し休憩をとることで回復しますが、休んでも疲れがとれなかったり、ちょっとしたことで背中が痛くなったり、はったりする場合は、胃や肝臓が原因になっていることも少なくありません。
そのような場合は、背中に手でさわれるほどのゴリゴリとしたしこりになっていたり、スジのように硬くなっていたりします。
こうした背中の痛みやハリには、手の指で背中を押してあげるのが一番です。
背中ですので、一人で押すことはできないので、うつ伏せになって人に押してもらうようにし、押してもらうのにリズムを合わせて息を吐くようにすると良いでしょう。
会議で疲れた背中に思わぬところが効果
胃や肝臓などの内臓が弱っていて、それが原因で会議などで背中が痛くなったりはったりしている場合は、胃や肝臓の弱りを治しておくことも大切です。
その解消法として、あぐらをかいて座り、両手を頭の後ろにまわします。
指先を交差させ、後頭部を抱え、手のひらのつけ根に近いところで耳の穴をふさぎます。
そして静かに口から息を吐き、次に鼻から息を吸いながら、耳の穴をふさいだ手のひらのつけ根に力をいれて、頭をやや後方にそらして少し胸を張ります。
そのままの姿勢で息を止め、苦しくなる一歩手前で、耳にあてていた手のひらの力をゆるめ、それと同時に後ろにそらした頭を元の位置に戻して、張った胸もゆるめます。
これを1回として10回ほどを1セットとし、朝晩2セットずつ行うと良いでしょう。
出張先の足の疲れはこれでOK
出張をして、1日の仕事を終えてホテルの部屋に入ると、どっと疲れが出たりしますが、移動で歩いたりして特に足が疲れています。
温かい風呂にどっぷりと浸かれるのであれば、それが疲労回復になりますが、ホテルのバスタブは浅くてなかなかどっぷりと浸かれないとか、とりあえずホテルの部屋についたけど、しばらくしてから接待でまた出かけなければならないので時間があまりないというケースもあります。
そんな場合は、疲れた足だけでもどうにかしたいものですが、そこでオススメなのが足・ふくらはぎの温冷交互マッサージです。
時間がない場合でも、サッと靴と靴下とズボンだけを脱ぎ、ホテルのバスタブでシャワーの温度を40℃ぐらいにして、ふくらはぎを中心に膝下に4~5分かけます。
次にシャワーの温度を20℃ぐらいに下げて、膝下に1分かけます。
この温冷シャワーマッサージを3回ほど繰り返します。
すると、温冷の交互刺激とシャワーの水圧によるマッサージ効果によって足の血管が拡張して、下半身の血行が良くなり、筋肉の疲れもとれて気持ち良くなります。
これであれば、15分もあれば、即席で足の疲れを取ることができます。