冬は肌が乾燥しやすいため、特に保湿に力をいれたアイテムが必須になってきます。
保湿力で勝負したいスキンケアアイテム
冬は特に保湿力が重要になってきて、乾燥対策には保湿力の高いスキンケアアイテムが欠かせません。
オススメの保湿アイテムとしては、化粧水、乳液・クリーム、フェイスマスクがあります。
化粧水は、保湿成分がしっかりと配合されていて、しっとりとした使用感の化粧水を選ぶことで重要で、そうしたアイテムにより肌の水分をしっかりと保持します。
化粧水に配合されている保湿成分としては、セラミドやヒアルロン酸を含む製品が多く、肌のバリア機能をサポートしてくれます。
化粧水の後には、乳液・クリームでしっかりとカバーすると良いでしょう。
乳液やクリームに含まれている油分が、乾燥から肌を守り、しっとりとした肌を保ってくれます。
週に1~2回、スペシャルケアとして保湿成分がたっぷり含まれているフェイスマスクを取り入れてみるのも冬の乾燥対策に効果的で良いでしょう。
主要な保湿成分
主要な保湿成分としては、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸、グリセリン、スクワラン、ブチレングリコール(BG)などがあります。
セラミドは、皮膚のバリア機能を強化し、水分を保持する役割を果たし、角質層の細胞間脂質として存在し、肌の水分が蒸発するのを防ぎます。
ヒアルロン酸は、非常に高い保水力を持っていて、肌の真皮層に存在し、細胞間で水分を抱え込むことで、肌に弾力を与えますが、1gで約6Lの水分を保持できるとされていわれています。
コラーゲンは、肌の構成成分でもあり、皮膚の真皮層に多く含まれていて、水分を保持する役割があり、肌の弾力を保つために重要な成分になっています。
化粧品アイテムでは、肌により浸透しやすくするために加水分解コラーゲンが多く利用されます。
アミノ酸は、天然保湿因子(NMF)の一部であり、肌の水分を保持するのに役立ち、肌のバリア機能をサポートし、乾燥を防ぐ効果があります。
グリセリンは古くから使用されている保湿成分で、肌に潤いを与え、柔らかさを保つ効果があり、水分を引き寄せる性質がから、他の成分と組み合わせることで保湿効果が高まります。
スクワランは、オイルの一種で、肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防いでくれ、敏感肌にも適していて保湿効果に優れています。
ブチレングリコール(BG)は、保湿剤として肌に潤いを与えるだけでなく、他の成分の浸透を助ける役割も果たします。
冬のベースメイク
寒さと乾燥の冬は、メイクアップには保湿効果のあるベースメイクアイテムが重要となってきます。
保湿成分がたっぷりと含まれた化粧下地を使用することで、ファンデーションのノリが良くなり、乾燥による化粧崩れを防ぐことができます。
ファンデーションについては、しっかりとしたカバー力と保湿力を兼ね備えたリキッドファンデーションやクリームファンデーションが乾燥しやすい冬にぴったりです。
メイクアイテムとして、冬は肌がくすみがちなので、ハイライトやチークで血色感をプラスしても良いでしょう。
特にクリームタイプの製品は、肌に自然に馴染みやすく、乾燥を感じさせないのでオススメです。
リップクリームは、保湿成分が豊富なリップクリームを常に持ち歩き、こまめに塗り直すことが大切です。特に、シアバターやホホバオイルが含まれているものは、しっかりと潤いを与えてくれます。
冬のリップ&アイメイク
リップは、角質が薄く乾燥しやすい部分でもあり、寝る前には、リップバームを厚めに塗っておくと、朝にはしっとりとした唇に仕上がります。
最近ではマルチバームとして、ハンドクリームやボディクリームとしても使える製品も販売されているので便利です。
冬のアイシャドウは、暖かみのあるブラウン系や、冬らしい深みのある色合いが好まれ、特にパール感のあるアイシャドウは、目元に華やかさをプラスします。
冬の化粧品アイテムは、保湿を重視して選ぶのがコツで、スキンケアからメイクアップまで、乾燥対策をしっかり行うことが重要になってきます。