野菜ジュースは、ビタミンやミネラルを豊富に含み、吸収も良いため、こうした栄養素が効率よく吸収できます。
野菜ジュースは、ジューサー? ミキサー?
野菜などをジュース状にする機械にはいろいろなものがあります。
一般に、ジュースを作る道具といってすぐに思いつくものは、ジューサー、ミキサーになるかと思いますが、それぞれ違いがあり目的があります。
野菜ジュースを「ジューサー」で作ると、サラっとした口当たりの良いジュースができます。
というのも、ジューサーはいわばおろし金で野菜や果物から繊維質を取り除いて、液体だけにするため、線維がないジュースができます。
ジューサーの場合は、線維質が搾りかすとして残りますが、これを捨ててしまうのはちょっともったいないかもしれません。
搾りかすは、ラップに包んで冷凍保存しておき、カレーに入れたり、他の料理にちょこっと混ぜていれることによって、食物繊維をたっぷり補給することもできます。
「ミキサー」は海外ではブレンダーと呼ばれていますが、つぶつぶの食感のあるジュースが作れます。
ミキサーは水を加えてスムージーを作るのに適していますし、カボチャやニンジンのつぶつぶ食感を味わえるスープを作るのにも適しています。
また、ミキサーで作ったジュースは、たっぷりと食物繊維も含まれています。
野菜の種類にもよりますが、ミキサーで作ると、ジューサーで作る場合に比べて、食物繊維も含まれているためにだいたい倍以上のジュースができます。
口当たりの良さを選択するならジューサー、つぶつぶの食感が好みという場合はミキサーでジュースを作っていくと良いでしょう。
夏バテに効くゴーヤ
ゴーヤは、夏バテに効く野菜として知られていて、暑い沖縄の夏を乗り切る食材として、沖縄では古くから好んで食されています。
ゴーヤといえば、独特の苦みが特徴的ですが、これはモモルディシン、チャランチンといったククルビタシン類のテルペノイドによるもので、血糖値や血圧を下げる効果なども期待されています。
その他、一般的な栄養素としてゴーヤには、ビタミンC、葉酸、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムといった栄養素が豊富に含まれています。
夏バテ防止のゴーヤジュース
ビタミンCたっぷりの夏バテに効くゴーヤジュースの作り方をご紹介します。
<材料>
ゴーヤ:150g
桃:150g
レモン汁:大さじ1杯
<ジュースの作り方>
ゴーヤと桃を切ります。
ゴーヤと桃を交互にジューサーの投入口に入れて絞っていきます。
ジューサーで作ったジュースに、レモン汁を少し加えて出来上がりです。