朝起きたとき、なんとなく頭がボーっとしていることはないでしょうか。
朝、頭がボーっとしているときは
朝、起きた時に頭がボーっとしているのは、酸素が十分に頭に供給されていないからで、睡眠不足などでもよく起こります。
頭がボーっとしている他に、眠れない・疲れがとれないなどの全身的な症状があったり、頭痛・動悸・めまい、イライラ・不安感のような精神的な症状があれば、自律神経失調症の可能性があります。
もし、朝ボーっとしているという人で、朝食を抜いているという人は、もしかしたら栄養不足の可能性があり、朝食をしっかり食べてエネルギーを補給すると、頭がぼーっとするのを防げます。
しばらく休養しても回復しない場合は、慢性疲労症候群の可能性があります。
また、いつまでたっても頭がボーっとしている場合や、食事や睡眠がしっかりとれているのに、毎日、朝ボーっとした状態が続くようだと、医療機関を受診した原因をみつけることも大切です。
寝不足などが原因で、ボーっとしている朝、そのまま仕事をしてもはかどりませんし、どうにかしたいものです。
明らかに疲労や睡眠不足から来ているときには、ちょっとした対策をすることで、頭がすっきりとしてきます。
こみかみに絆創膏
昔は、頭痛のときなど、こみかみに小さく切った絆創膏を貼るなんていう人がいましたが、頭がボーっとしていて頭が酸素不足の状態になっている場合は、こめかみの気や血の流れがたまっていて、そこに絆創膏を貼るといった刺激を与えることで、少しは頭が軽くなったような気がするというものです。
よく、長時間ディスクワークを続けていた人が、こめかみを揉んでいたり、首を回したり叩いたりしているのを見たことがある人もいるかもしれませんが、これらはほとんど無意識にやっている動作です。
しかし、これらの動作は、気や血の流れを良くしていて、結果無意識のうちに自分で自分の体を治すようなことを実践しているのです。
頭をスッキリさせる方法
中国の伝統医学でも、長い間座りっぱなしであったり、立ちっぱなしであったりと同じ姿勢でいることは良くないとされていて、同じ姿勢を長時間取り続けることで、体内に気が停滞し、全身の関節の動きが悪くなり、体の節々に気や血が滞ってしまうからです。
こんなとき、両方のこめかみをお、手のひらで30回ぐらいリズミカルにトントンと叩くと良いでしょう。
自分が心地よいと感じるくらいの強さで行うことで、スッキリとしてきます。
心地よく感じる強さというところがポイントで、いつでもどこでも簡単にできる方法です。