目の内側から目を温めて、疲れ目もすっきり | 健康トピックス

目は、ものを見るのに大切な機関ですが、血管が細く、目の周りの筋肉のコリの影響を受けやすく、疲れやすい部分でもあります。

疲れ目やドライアイに悩む人は少なくありませんが、こうした症状がある場合には、目を温めると非常に効果があります。

目を温めるというと、温かいタオルを目にあてることをイメージする人も多いと思いますが、一時的なものでなく、目の内側から血流を良くして目を温める方法をご紹介します。

目の血流悪化からくる目のかすみ

目に疲れが蓄積してくると、目の運動機能・ピント調整機能が低下し、さらに乳酸が溜まりやすくなります。

そうすると、目とその周辺の筋肉が凝ってきてしまい、凝って硬くなった筋肉は、血管や神経を圧迫してしまい、目の血流が悪くなってしまいます。

目や目の周辺の血管はとても細いため、目の周りの筋肉が凝って圧迫されると、影響がすぐに出てきてしまい、血流障害が起こってしまい、これが視力の低下につながってしまいます。

目を内側から温め、視界くっきり

目が疲れて、見づらくなったり、かすんで見えたりするときに、暖かいタオルなどで目を覆うと視界がはっきりして集中力も戻ってきたという経験をしている人は少なくないと思います、

目とその周辺に暖かいタオルを数分当てるだけで、効果はてきめんですが、この効果は一時的なものです。
そこで、目を内側から温める方法として、ビジョン・フィットネスがあります。

目を内側から温めるとはどういうことかというと、目の血流を暖かいタオルをあてがって外側から温めるという物理的な方法ではなく、目の内側から血流を良くしていこうというものです。

目の内側から目の血流を良くするには、目と目の周辺の筋肉をしっかりと動かすことが大切で、それにより目の周辺の筋肉の柔軟性が回復します。

目の周辺の筋肉が柔軟になることで、目の筋肉をしっかりと動かすことができ、近くにある血管や神経のしなやかさも回復でき、目のすみずみの細胞に栄養と酸素を十分に送り込むことができるようになります。

目を内側から温めるビジョン・フィットネスのやり方

目を内側から温める『ビジョン・フィットネス』のやり方をご紹介します。

クロージング・オープニング・フィットネス

『クロージング・オープニング・フィットネス』は、平たく言ってしまうと『目のパチパチ体操』です。

目をパチパチとさせて、外眼筋(がいがんきん)と毛様体筋(もうようたいきん)を総合的に動かすことで、目の血流が促進します。

ビジョン・マッサージ

『ビジョン・マッサージ』は、目のツボを押すことで、目の周りの気血の流れを促進し、血流を改善します。

シフティング

『シフティング』とは、わかりやすく言うと『指先追いかけ運動』のことで、指先を目で追っていくという方法で、動体視力の向上にもつながります。

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