食用油と健康 | 健康トピックス

食用油については、古来よりごま油、オリーブ油といった油が食用油として使われてきました。
最近になって、こういった油に加えて、チアシードオイル、えごま油、亜麻仁油といった油がテレビの健康番組などでも注目されてきています。

ひとことで油といっても、酒類によってその性質や体に対する作用は大きく異なってきます。
そして食用油の性質や体に対する作用を決定している大きな要因が、その食用油を構成している脂質・脂肪酸ということになります。

健康的な油として注目されるω(オメガ)-3系

最近、健康雑誌や番組でよく取り上げられているのが、ω-3系のオイルです。
ω-3系の油というと、魚油やチアシードオイル、亜麻仁油、えごま油などがあげられ、これらは健康に良いということで取り上げられています。

これらのオイルは、構成している脂肪酸の中で、ω-3系の脂肪酸を含む割合が高くなっている油になります。

それでは、ω-3系の脂肪酸とはどういったものかというと、α-リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などがあげられます。
なぜこれらの脂肪酸がω-3系と言われるのかというと、その脂肪酸の構造にあります。

ω(オメガ)というのは、ギリシャアルファベットの最後の文字です。いわば英語でいうZにあたるのですが、最後の文字ということから、一番端のという意味、END(エンド)という意味があるのです。
脂肪酸のカルボン酸構造(-COOH)とは反対側の末端から数えて、3番目の炭素の位置に二重結合がある脂肪酸を、端から3番目に二重結合があるということで、ω-3脂肪酸と呼ぶのです。

代表的なω-3系オイル

ω-3油は、コレステロールや中性脂肪を下げ、高血圧や脂質異常症などを予防し、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを下げると知られています。
ω-3油が体にいいからといって、ω-3ばかり摂ればいいというものではなく、油のバランスが大切ということになります。
ω-3油とω-9油の理想的なバランスは、1:4と言われていますが、現代の日本人は、ω-6油は多く摂取しているのに対して、ω-3油はあまり摂取できておらずバランスが崩れていると言われています。

そこで、ω-3油を1日スプーン1杯分ぐらい補充すると良いと言われています。
ω-3油を多く含む食用油としては、亜麻仁油、えごま油、チアシードオイルなどがあります。

亜麻仁油

アマという植物の種から抽出されたもので、構成する脂肪酸の半分はα-リノレン酸というω-3系の脂肪酸になっています。

えごま油

えごまはシソ科の仲間で、亜麻仁油と同じくα-リノレン戦を多く含み、脂肪酸の6割を占めています。
えごまというと、ゴマの仲間と勘違いしやすいのですがシソ科なので覚えておくと良いでしょう。

チアシードオイル

シソ科の植物の種子から摂られるもので、脂肪酸の6割をα-リノレン酸が占めています。

クリルオイル

プランクトンの一種であるオキアミから得られる油で、EPAやDHAを抱負に含んでいます。

油と健康・美容の関係

食用油に含まれる脂肪酸の種類と特徴

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