糖尿病・肥満とアカシアの抗酸化作用 | 健康トピックス

アカシアは、その花がミモザという名前で知られていて、その樹皮には強力な抗酸化作用をもち活性酸素を消してくれるポリフェノールが豊富に含まれています。

4人に1人は糖尿病予備軍

糖尿病は国民病とも言われるほど患者数が多い病気で、厚生労働省の推計によると、成人の4人に1人は糖尿病又はその予備軍であると言われています。
糖尿病予備軍は、医学的には境界型糖尿病と呼ばれていますが、空腹状態で血糖値を測ると110~125mg/dL、ヘモグロビンA1c値が5.6~6.0%未満とされています。

糖尿病を発症してしまうと、生活習慣の改善だけではなかなか治癒が難しく、高血糖の状態が長時間続くことによる合併症の心配もでてきます。

炭水化物などを摂り過ぎ、糖を多く摂取すると、余分な血糖ができ、それをエネルギー源として貯蔵するために、すい臓からインスリンが分泌され、血糖は下がります。

しかし、糖尿病の場合は、このすい臓から出てくるインスリンの働きが悪くなってしまっているため、糖尿病の人の血液は血糖でドロドロじょうたいになってしまい、血管を徐々に傷つけていってしまいます。

おそろしい糖尿病の合併症

その血管の損傷は、まずは細い毛細血管から出てきやすいので、毛細血管が多い目の網膜や腎臓、神経の周りの血管から影響を受け、網膜の血管が影響を受ければ糖尿病網膜症が進行し失明の原因になりますし、腎臓の毛細血管がやられると、腎症が悪化して人工透析が欠かせなくなってしまいます。さらには脳や心臓の血管がつまると心筋梗塞や脳梗塞のリスクまで高くなっていきます。

糖尿病と肥満

糖尿病の多くは肥満と深く関係しています。
というのも肥満で内蔵脂肪が増えてくると、インスリンの効き目が悪くなってしまうからです。
そのため、肥満になると血糖値は下がりにくくなってしまいます。
また内蔵脂肪が増えてくると、脂肪を燃焼させるアディポネクチンというホルモンの分泌量も減ってしまうために、痩せにくい体質になってしまいます。
そのため、いつまでも肥満が解消せず、糖尿病も良くならないという悪循環になってしまいます。

肥満で糖尿病の人にオススメのアカシア樹皮エキス

アカシア樹皮エキスには、アカシアポリフェノールというポリフェノールが豊富に含まれています。
このポリフェノールは、強い抗酸化作用をもち、糖尿病や肥満を改善する効果があることがわかっています。

活性酸素は、加齢やストレス、紫外線などにより増加してしまいます。
そして活性酸素が増えると、脂肪を燃焼させてくれるアディポネクチンの分泌量が減ってしまいます。その結果、内臓脂肪は燃焼しにくくなり、内臓脂肪が増加することで、インスリンの働きが悪くなり、糖尿病につながってしまいます。
したがって、アカシア樹皮エキスは、内臓脂肪を減らして、糖尿病を改善するものとして期待されています。

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