ホルモンを分泌する脳 | 賢脳トピックス

脳は複雑な構造をしていて、さまざまな働きをし役割分担をしていますが、ホルモンを分泌するホルモン産生器官としては、視床下部と下垂体がその主な役割を担っています。

ホルモン分泌の司令塔といえば視床下部

視床下部は、大脳と小脳の間にあり、感覚に関する情報の伝達や、自律神経の働きを調整する役割を担っている間脳に位置していて、エンドウ豆程度の大きさで、重要にすると4gほどの小さな領域ですが、神経細胞と内分泌細胞の両方の性質をもっています。

その『視床下部』は、いわゆる『ホルモン分泌の司令塔』ともいえる存在で、体温調節、摂食、性行動、ストレス反応といった体内の恒常性を維持する重要な生理作用に関与し、そのシステムの管理・制御を行っています。

そしてこの視床下部で作られたホルモンは、尾もに下垂体で賛成される成長ホルモンやプロラクチンといったホルモンを分泌するように指令を出すホルモンになっています。

ホルモン下請けの下垂体

下垂体は、位置的には視床下部から垂れさがっているような形になっていて、そこでいろいろなホルモンが分泌されます。

『下垂体』はホルモン分泌の司令塔である視床下部の管理下に置かれているいわゆる下請け業者みたいなもので、例えば、視床下部から刺激ホルモンという発注書が伝わると、その発注通りにホルモンを分泌をして仕事をするといった感じになります。

下垂体は成長にかかわるホルモンを分泌

下垂体からはいろいろなホルモンが分泌されますが、下垂体前葉下垂体後葉に分けることができます。

下垂体前葉からは、6種類ものホルモンが分泌されていて、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンは、名前からもわかるように特定の内分泌腺を刺激して、別のホルモン分泌を促す働きがあります。

また下垂体前葉から分泌される成長ホルモンは発育期の成長には欠かせないホルモンで、プロラクチンは女性の乳腺の発達に重要なホルモンになっています。

成長ホルモンは、名前からもわかるとおりヒトの成長に欠かせないホルモンですが、子供の時は、そまとめでぃんというホルモンと協力的に働いて肝臓・腎臓・軟骨などの成長に寄与します。

一方、大人になると血中の糖分が低下してきたときにその分泌量を増やし、蓄えてあるグリコーゲンを分解して糖分を増やす働きをします。

下垂体後葉から分泌されるホルモンは、バソプレシンとオキシトシンがあります。

バソプレシンは、血漿の浸透圧があがってくると分泌が亢進され、腎臓での水分の再吸収が促されます。

オキシトシンは、分娩時や授乳時などに特に多く分泌され、子宮の収縮運動を促進します。

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