マインドフルネスで本当に脳が休息できるのか | 賢脳トピックス

マインドフルネスは、「今」だけに集中できるような精神状態を意識的につくっていくことで、心配事や不安など、つい意識していないのにも関わらず頭に雑念が浮かんできてしまい、DNM回路を過剰にして、脳にエネルギーを消耗させ疲れさせてしまう状態の改善に効果があると言われています。

マインドフルネスのキーワードは今

時制を3つに分けるとすると、歌手の渡辺真知子さんの「迷い道」という歌の歌詞にでてくる「現在・過去・未来」、つまり「過去・今・未来」になります。

人間は、過去のことを考えようとすると昔の記憶を呼び起こすことになりますし、未来のことを考えると想像力を働かせることになり、脳を消費してしまいます。

心配事や不安などで心あらずの状態で、過去や未来のことを考えていると、DMNの脳回路が過剰に働いて、エネルギーを消耗してしまいます。

マインドフルネスでは、なるべくこうした心ここにあらずの時間をなくしていき、そのためには意識を今に集中するようにします。

マインドフルネスと瞑想

「今」だけに集中できるような精神状態を意識的につくるためのマインドフルネスを行う方法として有力なのが瞑想になります。

瞑想で、呼吸に集中したり、音に耳を澄ますことにより、雑念を消していきます。

テニスプレイヤーのノバク・ジェコビッチ選手は、マインドフルネスについて「私にとって肉体的なトレーニングと同じくらい大切なもの」と言っています。

簡単なマインドフルネスの瞑想のやり方

マインドフルネスによる簡単な瞑想のやり方は、まず背筋を軽く伸ばして、背もたれから離して椅子に座ります。

お腹はゆったりとして、手は太ももの上に置きます。

足は組まずに普通に座り、目は閉じるから、開ける場合は2mぐらい先をぼんやり見るような感じにします。

次に、椅子に座った状態で、足の裏と床がくっついている接触感覚、お尻と椅子が接触している感覚、手と太ももの接触感覚に意識を向けるとともに、体が地球の引力で引っ張られる重力の感覚も意識します。

そうしたら、今度は、鼻を通る空気、呼吸による胸や腹の動き、呼吸と呼吸の切れ目、呼吸の深さ、呼吸時の吸う息と吐く息の温度の違いといった呼吸に関係した感覚に意識を集中します。

特に、呼吸のペースを意識したり、深呼吸をしたりする必要はありません。

そして雑念が浮かんできたらその事実に気づき、注意・意識をまた呼吸に戻していきます。

雑念がわいてきてしまうのは人間として普通のことなので、それで自分を責めたりせずに、雑念がわいてきたらまた呼吸に意識を集中すれば良しというくらいの気持ちで行います。

これを1日5分でも10分でもいいので、毎日続けていくことが大切で、できれば、同じ時間、同じ場所で行うと良いでしょう。

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