受験勉強にしろ、資格試験にしろ、勉強していると時間が足らないと実感するこが多いと思います。
勉強するのが仕事みたいな学生ならばいざしらず、仕事をしながら資格試験を受けようというのであれば、特に時間不足を痛感する人も多いかと思います。
時間を分けて、細切れ時間を有効に
勉強するのにあたり、じっくりと取り組みたいもの、細切れ時間でもできるものなどさまざまです。
そこで、仕事をしながら資格試験を目指すなどという人は、使える時間の長さを整理すると良いでしょう。
使える時間を、たっぷり時間がとれるとき、そこそこに時間がとれるとき、細切れ時間というように分けて考えてみます。
たとえば、仕事がない土日祝日であれば、まとまった時間がとれたりします。
こうしたまとまって時間が取れる時には、参考書をじっくり読んだり、それをまとめて要点をノートに整理したり、さらにはテープに内容を吹き込んだり、暗記用のカードを作ったりといった時間に当てます。
仕事をしているウィークデーは、勉強時間が出勤する前の早朝や、帰宅後の時間になりますが、だいたい頑張れば合わせて2~3時間とれるかなといったところでしょうか。
こうした時間は、じっくりと憶える時間につかったり、問題集をやったりする時間に使うと良いでしょう。
ちょっとした細切れ時間は、憶えたことの確認、またはちょっとした物を憶える時間などに使うと良いでしょう。
ここで役に立つのが、土日祝日などで比較的時間がとれたときに作っておいて暗記用カードやノート、テープなどです。
通勤時間の移動中やちょっとしたランチタイムに、こうしたアイテムを使って、暗記をしたり、憶えたことの復習をしていきます。
こうして、ちょっとした細切れ時間を活用して、どんどんとインプットしていけます。
細切れ時間は意外とみつかるもの
細切れ時間といえば、通勤時間の移動中やちょっとしたランチタイムといった時間を連想しますが、探してみるとそれ以外にも意外とあったりします。
いくら細切れ時間でも5分やそこらじゃ、何もできないよと思うかもしれませんが、15分と考えると、まあまあそこそこの勉強はできるかなという時間です。
そして15分の時間というと、意外にも1日に5~6回は空いていたりするものです。
15分も6回も集めれば90分になり、これが1週間、1カ月と経っていけば、かなりの時間になります。
意外と無駄にしがちな勉強時間
本気で勉強する、勉強時間を捻出すると考えた場合、意外な時間を無駄にしていたりします。
通勤電車は、参考書を速読したり、カードを憶えたりに使えますし、お風呂タイムは憶えたことを繰り返し音読して記憶を深めたりすることに使えます。
散歩をしてる時間でさえ、参考書の重要時間を思い出したりできますし、トイレの時間も、トイレのドアや壁に重要事項を貼り付けることで暗記タイムに早変わりします。
まあ、そこまでする必要もないし、そこまでしなくてもと思いますが、時間がないというのはやらない理由づけを探しているだけなのかもしれません。