細かい女性脳、大雑把な男性脳、男性のウソはすぐ女性にバレる | 賢脳トピックス

男と女の特性は、その脳の特性によって違ってくると言われています。

男性よりも優れている女性の言語コミュニケーション能力

言い争いをすると男は女には勝てないということが言われたりしますが、これが女の涙に男は弱いということもあるかもしれませんが、脳の機能の違いによるところもあります。

一般的に、女性の脳は、男性に比べてコミュニケ―ション能力に強い傾向がみられ、陳述記憶能力に優れていると言われています。

人間の記憶は、まずは短期記憶、それから中期記憶となり、最終的に長期記憶として残ります。

「あの時、***って言っていたよね」というように、ずいぶん昔のことを蒸し返したりするのは、この長期記憶として覚えているからできるのです。

そして、この長期記憶には、『陳述記憶』『非陳述記憶』というものがあります。

『非陳述記憶』とは、読んで字のごとく、陳述でない記憶ということで、言語化できない記憶のことです。
その代表的なのが自転車の運転になります。一度自転車に乗れるようになれば、しばらく乗っていなくてもちゃんと乗れるというのはこの『非陳述記憶』になります。

一方、「あの時、***って言っていたよね」というのは、このように言語化できる記憶なので『陳述記憶』になります。
もともと女性は、男性に比べてこうした『陳述記憶』に長けているのです。

細かいことを言わない男性が人格的に優れているとは限らない

女性は、「あの時、***って言っていたよね」というようなことが多く、男性からすれば「しつこい」とか「すぐに根に持つ」とか「怖い」となってしまうものです。

一方、細かいことを言わずにいる男性は、「人格的に優れている」とか「包容力がある」とか「大人だよね」というようになりますが、実はそうではない可能性が高いのです。

男性は女性ほど『陳述記憶』が良くないので、単純に細かいことを忘れてしまっているだけで、別に包容力があるわけではない可能性が高いのです。

男性のウソはすぐバレやすい

細かいことを覚えておくことができないので、男性のウソはすぐにバレてしまいがちなのです。

人間の脳には、『エラーディテクション』という機能が備わっています。

つまり「エラー=間違い」を「ディテクション=検出する、気づく」能力、つまり間違いを発見する能力です。

このエラーディテクションの能力は男女差があり、女性のほうが勝っていることが研究でわかっています。

『陳述記憶』にすぐれ、『エラーディテクション』の能力も高い女性に、男性はかなわないのです。

女性が、男性のアパートに行き、その男性らしくないマグカップを見つけます。

女性:「なにこれ? 誰かからのプレゼント?」
男性:「ああ、それね。パチンコの景品でもらったんだよ。」

数週間後

男性:「このマグカップ、高かったんだよね。」

女性は、得意の『陳述記憶』で男性が言ったことを覚えていて、『エラーディテクション』で男性が言っているの「小さな矛盾」や「整合性のなさ」を見逃さずに気づいてしまうのです。

そして、「この人、ウソついてるわ!」となるわけです。

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