英文を挫折しないでスラスラと読むには | 賢脳トピックス

洋書をスラスラと読みたい、中には自分の携わる分野の本を翻訳本ではなくて原著で読みたい、あるいは自分の四みたい本にはまだ翻訳本が出ていないといったような場合があります。

こんな場合は、とりあえずまずはその洋書を入手しますが、入手した分厚い洋書を最初から読んでいくとなると、結構ハードルが高くて、途中で挫折してしまうなんてこともあります。

どうしたらなるべく挫折しないで読むことができるのでしょうか。

まずはタイトルと目次から

洋書に限らず、邦文の本を購入した場合も、まずはタイトル、そして目次をみてどんな内容のことが書かれているのかをだいたい推測してから読んでいく場合がほとんだと思います。

洋書も同じで、まずはタイトルと目次にしぼり読んでいきます。

タイトルと目次を最初に読む理由としては、まずはタイトルや目次は長文ではなく、場合によっては単語の羅列だったりもします。

そしてそれを見ることで、本文を読む前にタイトルや目次などからキーワードがつかめ、流れをおさえることができるからです。

まずはタイトルを見て、声に出してみます。

タイトルだけですから、短いですし、わからない単語があってもすぐに調べられ、それほど労力を使うことなく憶えられるでしょう。

目次にうつっても、全く意味がわからない文章や単語があるかもしれませんが、最初はあまり気にせずに、わかるものだけまずは焦点を当てていき、そこを眺めます。

繰り返し眺めていれば、わからなくてもなじみがでてきます。

人の名前もそうですが、同じ名前を覚えるのでも、あったことがない人の名前を覚えるよりも、何回かあってなじみになっている人の名前を覚えるほうが、すぐに名前と顔のイメージが結びつきやすく憶えやすいのです。

注意点にも気をつけながら翻訳書も賢く利用

もし翻訳書が出ているようであれば、そちらも購入して対照させれば、楽に意味もわかるし、勉強にもなります。

ただし、翻訳書は直訳ではないので、場合によっては一語一語ていないに英単語がきちんと訳されているというわけではないこともあります。

これらを踏まえた上で、賢く利用することで、作業がものすごく楽になります。

真面目に最初からきちんと訳そうとすると挫折しやすい

洋書を読む時に、せっかく洋書を読むのだから、要所だけでなく(あっ! ダジャレw)、最初からきちんと訳して読んでいこうとする人がいますが、そうなるとハードルが高くなってしまい挫折してしまうこともあります。

洋書ではなく、邦文の書物を読む時でも、専門書などになるとわからない場所や、すぐに理解できない場所もあるかと思いますが、そういったときは、とりあえず理解できるレベルでだけ理解して、どんどん読み進み、あとになって読み返し、そのうちに意味がわかってくるようになるということがあると思いますが、それと同じです。

洋書の場合も、わかるところにフォーカスしてどんどん先に進んでいきます。

時には、英文なんかに目もくれずに、見出しだけを拾っていくという読み方でも良いかと思います。

そうすると、全ページ読み終えたときは、はじめて読むときよりもその本をかなり身近でなじみがあるものに感じることができると思います。

1回目から全て理解してやろうとすると挫折しやすいのです。

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