語学学習のレベルはどうするのか | 賢脳トピックス

英語が苦手で、一生懸命勉強してもなかなか成績もあがらない人がいる一方で、英語もフランス語もドイツ語も中国語もスペイン語もできるなどという人もいます。

多言語をどうやって学ぶのか

英語のみならず、フランス語もドイツ語もできるという人がいます。

外国語を学習すると種注力が高まったり、あらゆる学習が早くなり創造性が増すということも言われています。

ただ、英語の英単語を数千語憶えるだけでも大変なのに、ものすごい記憶量になるだろうし、それぞれの言語をどのくらいのレベルまで極めるのかということもあります。

まずは、仕事で使う外国語と、仕事では使わない外国語を分け、仕事で使う外国語に関しては、このレベルまでやればいいといった制限を設けないで学習するようです。

仕事で使わない外国語であれば、楽しみが増えるレベル、英検2級、仏検2級、独検2級、HSK3級などのレベルになるのだそうです。

仕事や学校、娯楽などで普段で合うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できるレベルで、自立した言語使用者と言えるレベルです。

このレベルだと、大抵のことに対処することができます。

楽しみが増えるレベルというと、リーディングやリスニングに重点を置いて、ネットや動画を視聴したり、原書をネット経由で読んだりすれば、いろいろと世界が広がっていくでしょう。

語学学習は覚える単語が多すぎて大変?

日本の受験勉強やTOEICテストだと、受験に必要な英単語の数が数千とか言われています。

1言語について5000語の単語を覚えるにしても、もし多言語学習などともなれば、5言語では2万5千語、そんなの頭パンクしちゃいそうと思うかもしれません。

『純ジャパの僕が10カ国語を話せた 世界一シンプルな外国語勉強法』という本には、まず頭に入れるべき「200単語、30表現」を覚えることが重要で、それらの単語・表現を使って会話を重ねていき、その過程で徐々に必要な単語を追加していくのだそうです。

どうしても日本の受験勉強や、TOEICテストである程度の結果を残すというのが目的になってしまうと、短期決戦!!!といって、単語帳をはじめのページから何度も何度も反復して憶えまくり、1週間で千五、1カ月で3千語とか5千語、まずは叩き込んでしまうというような方法で学習する人もいます。

でもこんな方法で学習すると、まったく無味乾燥な単語の羅列をド根性で憶えまくる苦痛しかなく、苦しい思いをして覚えてもかたっぱしから忘れていってしまい、こんな学習のやり方をしているとなかなか身についてくれません。

語学学習は単語を覚えるよりも会話が大切

日本では、英語は単なる受験の道具、会社からTOEICテストを受けるように言われて渋々嫌々勉強しているうえに、短期間で成果を上げようと、単語帳をかたっぱしから丸暗記しているような状況なので、よくないのです。

日常会話は200単語・30表現から始め、そこでその200単語、30表現を使って、外国人などと会話をする機会を作り、そこで日常生活、遊びの中で自然と覚えていくほうが自然で身につくのですが、日本だと受験勉強とかTOEICなどで短期間で試験問題に回答する力が求められるので、なかなかその環境は難しいのかもしれません。

例えば、自分がどうしても知りたいことがあるけど、それが外国語で書いてあるとした場合、どうしても知りたければ、とりあえず辞書を使って読んでいくと思います。

そうすると、日常会話の単語はわからないかもしれませんが、その本に書いてある分野の単語は覚えていきます。

特定の分野としても、その分野で頻繁に使われる専門的な単語はせいぜい500語、多くても1000語ぐらいで、それ以外はその都度辞書を引けば良いという考え方をすれば、そんなに覚えるべき単語の量は、多くないのかもしれません。

もちろん語学学習に上限はなく、単語だって知っていれば知っているほど良く5万語よりも10万語、10万語よりも20万語記憶していれば、それだけ文を読む際に理解度も良くなり有利になることは間違いないでしょう。

ただ、何のために、どんな目的で学習するのかによって大きく変わってくるのでしょう。

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