食材の選び方は、まずは旬のものを利用するというのが基本になります。
春夏秋冬、旬の食材
春が旬のものとしては、新たまねぎ、たけのこ、フキ、タラの芽、アスパラガス、菜の花、セロリ、ワラビなどの山菜類があげられます。
春が旬の魚は、鰹、イサキ、鰆、鯛、伊勢海老、キンメダイ、スルメイカ、タコ、トビウオなどがあります。
夏が旬の野菜は、オクラ、インゲン、枝豆、カボチャ、キュウリ、ナス、トマト、トウモロコシ、ズッキーニ、ミョウガなどになります。
夏が旬の魚は、鰯、鯵、鱚、太刀魚、鮎、鰻、アワビ、サザエがあります。
秋が旬の野菜あ、ジャガイモ、長芋、サツマイモ、ゴボウ、春菊、たまねぎ、ニンジン、シイタケ、マイタケ、ブロッコリー、カリフラワーなどがあります。
秋が旬の魚には、秋刀魚、鮭、鰹、カマス、カンパチ、サヨリ、カキ、カレイなどがあります。
冬が旬の野菜には、ネギ、大根、カブ、ホウレンソウ、白菜、ニラ、小松菜などがあります。
冬が旬の魚介類には、ブリ、ヒラメ、フグ、カキ、ウニ、カニ、ニシン、ワカサギ、スケソウダラなどがあります。
食材選びのコツ
キャベツ、レタス、白菜といった葉物野菜は、葉の巻きがしっかりしていて切り口が変色していないものがオススメで、キャベツやレタスは芯をくりぬいて、ぬらしたペーパータオルを詰めて保存すると長持ちします。
大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類は、ヒビが入っていないもので、重みがあるものがオススメで、葉に栄養がいってしまうのを防ぐために、葉は切り落として保存します。
トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラといった実を食べるやさいは、ヘタが枯れているものは避けます。
特に、ピーマンやキュウリは水気を嫌うので、水気がない状態でポリ袋に入れて保存すると良いでしょう。
魚介類は、目が澄んでいて、エラは赤い者が新鮮です。
肉類は、パックのそこに肉汁がたまっていないものを選ぶようにします。
冷凍保存の裏技
冷凍保存の方法も食材によって変わってきます。
ホウレンソウや小松菜は茹でて食べやすい大きさに切って冷凍保存しておくと良いでしょう。
キュウリは薄切りにして、タマネギは1~2mの厚さにカットしてから冷凍保存すると良いでしょう。
鶏肉は一口大に切ってから、醤油・ニンニク・生姜などで味付けをしてから冷凍しておけば、解凍後、片栗粉をまぶして揚げるだけで唐揚げになります。
卵は殻ごとの冷凍はダメで、卵白と卵黄に分けて冷凍します。
何でもかんでも冷凍すれば良いというものではなく、冷凍には向かない食材もあります。
冷凍に向かない食材としては、レタスなどの水分が多いものがあります。