3回転学習法とは | 賢脳トピックス

『もっと効率的に勉強する技術』の中に、『3回転学習法』というものが紹介されています。

3回転学習法

これは、理解学習と記憶学習の組み合わせで、効果を上げていくという方法で、『3回転学習法』は、要するに勉強する対象を3回転する、3回まわすということ、つまりテキストと3回接触するということです。

テキストと3回接触するといっても、ただ同じように反復することによって記憶を深めていくというものではなく、それぞれ毎回違った接し方をしていくというものです。

この『3回転学習法』を行うことで、大量の知識を効果的に記憶でき、試験などにも役立ち、忙しい社会人や、多くのことを勉強しなければいけない学生にもピッタリの学習法になります。

『3回転学習法』はシンプルで、まず、テキストの全体像を高速で読み、2回目はじっくりと理解し、3回目に重要項目を記憶していくような感じになり、こうすることによって、丸暗記に消費する時間や労力を一気に節約することができるのです。

3回転学習法の第一段階はサラブレット学習法

高速読書は、全体に目を通していくのですが、わからないところは素通り読みしてもかまいません。

例えば、8章800ページからなる参考書があったとして、ますは5分程度目次構成をみて概要をつかみます。

次に30~40分かけて全体のページをパラパラとめくり、章ごとの内容をざっくりと把握していきます。

そして10分、全章のも氏をザっと呼んで概要を頭に入れて1日目を終わります。

2~3日目は、まずは小手調べに1章をザっと呼んで概要を頭に入れます。

それからもう一度参考書をサッと読み、わからない箇所があってもかまわず読み進み、キーワードをすくい取るような感じで読んでいきます。

2日目に1~2章、3日目に3~4章、各章を30分前後で読んでいきます。

4~5日目になると少し慣れてきていると思うので、同じような要領で、4日目に5~6章、5日目に7~8章を、各々20分程度で読んでいきます。

ちょうど速く走る馬のような読み方なので『サラブレット学習法』というやり方で、おおよそ勉強する内容をつかみ、その難易度を肌で感じ、全体構成や全体像をつかみ、それぞれの知識体系はどのような関係になっているのかをザっとつかむのが目的になります。

3回転学習法の第二段階はブル学習法、第三段階は記銘学習

サラブレット学習法で1回転したら、次はインプット学習である『ブル学習法』に入ります。

『ブル学習法』では、理解を深め、疑問点を解消していきます。

重用なポイントをマーキングして、カード作成などもします。

そして、最後、弱点部分などにおいて、前回作成したカードなどを利用して憶えていくのです。

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