学習で記憶する際に、大切なのは理解すること | 賢脳トピックス

受験勉強にしろ、資格試験にしろ、TOEICのテストにしろ、学習する際には覚えなくてはいけないことがたくさんあります。

そして、覚える・記憶する際に、大切なことは理解するということなのです。

はじめに学習する時が大変

いろいろなことを学習するとき、はじめて学習するときは大変なものです。

学習に限らず、職場で基礎知識を身につけて仕事を覚える際にも、最初の数ヶ月は大変です。

一通り覚えて経験してしまえば、それほどでもなくなります。

学習もそうで、初めて学習して覚えるときは大変な労力がいりますが、一度学習したものを再度繰り返す場合は、非常にスムーズに言ったりするものです。

従って、欲張ったり焦ったりして、一度目で記憶しようと思わないほうが賢明です。

エビングハウスの忘却曲線にもあるように、人間は覚えたものはしだいに忘れていってしまいます。

はじめて学習する時は理解に重き

最初に学習するときは、一度に記憶しようとするのではなく、覚えるというよりは内容を理解するということに重点を置いたほうが良いでしょう。

記憶することが大好きであるとか、よほど記憶力に自信がある人ならば良いのですが、そうでなければ、例えば歴史を学習するときに、10人の名前を書き出して、その場で覚えていくみたいなことをやっていると途中で挫折してしまったりします。

なぜならば、それは退屈な作業で、そんな記憶法を繰り返していれば、勉強自体が嫌いになってしまったりします。

そこを強い精神力と馬力で乗り切ったとしても、1週間から10日もすればすっかり忘れてしまったりしています

確かに、試験に出るのは人物の名前であったり、年号であったりします。

もし時間がなく、とりあえず明日の試験で点数を取りたいというのであれば、、10人の名前を書き出して、その場で片っ端から覚えていくという方法に異論はありませんが、それでは学習もつまらないでしょう。

歴史事項や時代の流れを理解して、整理しておくことで、生きた知識につながっていくのです。

また覚えた内容にストーリー性がでてくるので忘れにくくなると同時に、2回目以降に学習・復習するときに楽にできるようになっていきます。

勉強は楽しむのが基本

勉強が好きな人はあまりいないと言ったりしますが、好きにならなくても、嫌いを嫌いじゃないぐらいにすることは大切です。

大嫌いで仕方ないのに勉強しなければならないというのはつらすぎるからです。

勉強とは我慢するものという意識でいると、他のことを勉強するときにも勉強しなくちゃと思うだけで憂鬱な気分になってしまうのです。

ただ単に、与えられたものを無味乾燥な単語として覚えていくだけという単純作業をやっていれば、たいていの人は嫌になってしまいます。

歴史にしても、自体背景などを理解して、一種の連続ドラマをみるような感覚で学習していけば、面白くなってきます。

もちろん単語として覚えなくてはいけないことも多いですが、それ以外にも理科系の科目にしても、どうしてこうなるのかというようなことを理解したり、地理であってもどうしてここの地域ではこんな産業がさかんなのかといったことを理解していると、面白くなってくるし忘れにくくもなってくるのです。

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