英語の勉強は自分本位で | 賢脳トピックス

英語を習得するときに最も大切なのは、なんのために英語を習得するかという目的です。
時間がない中で、効率よく必要とされる英語力を身につけていくには、何のために英語を習得しようとしているのかということを明白にしたほうが良いでしょう。

ビジネスにおいて英語で商談できるようになりたいとか、観光をしに行くんでしゃべれたほうがいいかなとか、専門分野の英文をスラスラと読めるようになたいとか、いろいろあると思います。

必要なのにできないことを優先

英語を効率よく習得するためには、その英語を使う目的において、必要だけれどもできないことを優先することが大切です。

必要でありできることは、すでにできているので勉強する必要はありません。

必要でないけどできないことは、そもそも必要でないので優先順位は後回しになります。

例えば、英語で商談ができるようになりたいと思っていたとして、日本語では商談できるのだけど、英語で考えた場合すぐに言葉が出てこないといったケースがあると思います。

それがまさに、必要できどできていない部分であり、最優先に勉強をしていくところになります。

魚がいない釣り堀に糸を垂らしてもダメ

今自分が必要としていないフレーズや単語を覚えたとしても、それは当面はあまり役に立ちません。
英語を習得するということからすれば、覚えるにこしたことはないのですが、まずは今必要としているものからできるようにしていくほうが効率的です。

つまりテキストではなく、自分本位で学習をしていったほうが良いということです。

例えば、ビジネスの商談で英語を習得したいと思っていたとして、でも英会話の初歩のテキストでは、まずは電車の乗り方とか、ミュージカルのチケットの買い方などの言い回しやフレーズが乗っていて、それを学習していくことになります。

もちろん、これらも習得することも大切なのですが、ビジネスの商談ということからすると、電車の乗り方の話はまず出てきません。

まずは中学生レベルの英語が身についているのであれば、まずは一番最初にビジネスなどで役立つ言い回しや単語を覚えるほうが効率的ですし、速く使えるようになるので、英語の習得も面白くなっていきます。

せっかく覚えたのにあまり使う機会がないというよりは、覚えてすぐに使えるようなもののほうが良いでしょう。
自分が使いたい分野の英単語や言い回しを200~500ぐらい先に覚えてしまうのです。
そうすることで、英語学習への興味も持続することができます。

英語を学ぶときに最初に覚えておきたい言い回し

英語を外国人教師から日本語を介さずに学びたいとき、まずは覚えたい言い回しがあります。
英語を習得する目的からすると、このとき必要なのは、わからないことを質問できる言い回しということになります。

質問するときに覚えておきたい5つの言い回し

I don't understand. (わかりません)
Would you mind saying that again ? (もう一回言ってください)
Speak more slowly, please. (もっとゆっくり話してください)
Can you explain ~ using simpler words ? (~をもっとやさしい単語を使って説明してください)
By ~ what d you mean ? (~は、どういう意味ですか?)

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