A3まとめ勉強法 | 賢脳トピックス

勉強もいろいろなやり方がありますが、その中で重要となってくるのが、いかに内容を理解し、正確に記憶できているかということになります。
そこでオススメしたいのが、A3まとめ勉強法です。

A3まとめ勉強法

A3まとめ勉強法とは、そのまま、勉強する内容をA3用紙1枚にまとめてしまうというものです。
少し内容が多い場合は、まとめたものを縮小コピーするなどして、A3用紙1枚におさまるようにします。
範囲が広い場合でも、A3用紙2枚ぐらいにまとめてしまうと良いでしょう。

もちろん、受験や資格試験で、かなりボリュームがある科目だと、1科目すべてをA3にまとめるということはできないでしょうが、そういった場合は、例えばその科目の参考書が10章なり15章あれば、1章をA3用紙1枚ぐらいにまとめれば良いでしょう。
つまり、A3用紙にまとめられたものがその科目について10枚~15枚できることになります。
試験の前に復習するときにも、その10枚~15枚だけを見れば良いというぐらいにします。

A3まとめは、自力で行う

勉強には、理解力と記憶力が必要です。
参考書の『この章のまとめ』なんて書いてあるページを縮小コピーして貼り付けなんてことでは、作業的にはすごく効率的でしょうが、それでは自分自身の力にはなりません。

自分の力でまとめるからこそ意味があるのです。
そして、できるだけ図表や、マップのようなものでまとめることをオススメします。

まとめるからには、理解していないとできません

つまり、まとめるからには、理解していないとできないことから、理解力が試され、理解したつもりになっていた部分があぶり出される。
表にまとめたり、マインドマップみたいなものにまとめる時点で、全体をみて理解していなければまとめることができないので、そこで理解するという作用が必要になりますし、自分でまとめることでさらに理解力が深まっていきます。

*限られたA3用紙1枚というスペースに、1章をいかにまとめて入れ込むかを考える。
まとめるといっても、ただ参考書を丸写ししただけでは意味はなく、もしそんなことをやるくらいであれば、問題集を1問でも解いたほうが良いでしょし、参考書の章のまとめでもコピーしたほうがよっぽど良いでしょう。
自分の力でまとめるからこそ大きな意義があるのです。
つまり、必要な所と不要な所を見分ける能力がついてきます。

*限られたスペースなので、いかに工夫してまとめるかということにも頭を使います。
つまり、そこで頭をフル回転させて、理解力と記憶力が総動員されます。

*A3用紙1枚でまとめられていると、全体的な関係や位置づけに気づきやすくなります。

*復習をするときに、何枚かのA3用紙だけを見直せば良い。
これは、勉強の全体量が見えていて、これを完璧にやれば良いとなると集中力も出てきて効率もあがります。
何回も見直ししやすく、また何度も反復して見直すことで記憶にも残りやすくなります。

*A3用紙にまとめなかったものがテストに出た場合は仕方ないぐらいの気持ちで割り切ることも大切です。
だからこそ、効率良く、試験によく出るようなものは、できるだけ網羅してといろいろ考えるようになります。
もちろん、そこで自分なりにまとめる時は、目的が試験で良い点数を取ることなので、試験に出そうかどうかも考えながら、取捨選択を考えることもあるでしょう。
こうしたことで、自分がこれから受けようとしている試験について、受験者にどういった知識が求められているのかということを意識しながら勉強するということにもつながっていきます。

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