説明が上手い人は、自然と周りから高く評価され、思い通りにことが運びます。
それとは対照的に、説明下手だと実力以下に評価されてしまい、自分の思い通りにことが運ばなかったりします。
説明上手の人がやっていることとは
説明上手と言われる人は、説明下手な人と比べると違いがあります。
説明上手と言われる人は、説明を受ける人のことをしっかりと分析していますが、説明下手な人は、説明を受ける人のことを十分に把握しないまま、多くを考えずになんとなく説明をはじめてしまったりします。
説明上手の人は、説明する目的について、説明する相手の目的、専門分野などのリサーチをしていたりします。
お笑い芸人でも、高齢者が多いところで、若者向けの話をしてもウケないのと同じで、説明する相手のことを考えないとうまくいきません。
説明は相手のことを考えて
説明は、説明を聞く側のことを考えることが第一歩です。
相手の時間や気分を無視したり、相手の好みの言葉や耳を傾けさせるムードづくりたできていないと、説明は響きません。
もちろん相手を無視して自分のペースで一方的に話を進めたり、ポイントがずれて支離滅裂だったり、やたら時間が長いというのもダメです。
説明のタイプ
自分の説明能力はどうなのかを把握し、自覚しておくことは大切なことで、こうすることで自分の説明能力の強み・弱みを知り、強みはさらに伸ばし、弱みは補っていくことが重要です。
説明上手と言われる人は、すっきりとわかりやすいという印象を持たせます。
説明上手タイプは、論理的で具体性があり、すっきりとわかりやすく、はっきりとしたイメージを相手に描かせることができます。
論理的抽象的タイプは、役人の説明を連想してもらうとわかりやすいかもしれませんが、話し自体は論理的ですが、抽象的なため講演や講義のレジュメを読んでいるような印象で具体的なイメージが描けず、冷たい印象を受けたりします。
このようなタイプはなるべく具体的イメージの視覚物などを多く使ったりすると良いでしょう。
非論理的具体的タイプは、1つ1つの話は具体的で面白かったりもしますが、結果として何を言いたかったのかなというタイプで、雑談上手ではありますが、本当に伝えたいことが伝わっていないタイプになります。
このようなタイプは、話しの組みたてをしっかりと事前にしておくと良いでしょう。
非論理的抽象的タイプは、支離滅裂で何を言おうとしているのかわからず、説明をしている本人ですらよくわかっていないので、当然聞き手にもうまく伝わりません。
話の組み立てをしっかりと準備していくことが大切です。