害虫の退治には、やはり害虫専用の殺虫剤なのですが、特に子供やペットがいるうちは、使用するのをついつい控えてしまったりするものです。
そこでエコな殺虫剤を使うと便利なのです。
牛乳が身近な殺虫剤になる?
牛乳が殺虫剤になると聞くと、どういうことなのかと思う人が多いと思います。
牛乳は私達が日常飲んでいる飲料なので、とても殺虫剤とは結びつきません。
ところが、飲み残しの牛乳で虫を退治できるのです。
飲み残しの牛乳があれば、それで十分です。
その飲み残しの牛乳を霧吹きに入れて、植物に吹きつけるだけでOKです。
どうして牛乳で虫退治ができるのかと言うと、牛乳を植物に霧吹きで霧状に吹きつけると、植物の表面につき、すぐに乾いて膜を作って縮みます。
これにより、膜の中のアブラムシなどの害虫が窒息させられてしまうのです。
最後に、ジョウロで水をやれば、植物についた牛乳の成分が乾いて膜を作り、膜の中の害虫を窒息死させてしまいます。
牛乳ならエコですし、他の殺虫剤とは違い、子供やペットがいても安心して使うことができます。

タバコでも虫退治
最近ではタバコを吸う人も少なくなってきていますが、タバコでも害虫退治できます。
煙草の吸殻を約50本分、これをほぐして水1Lに入れ、一晩放置してニコチン抽出液を作ります。
こうして作ったニコチンスプレーを使うのですが、ニコチンは人にとっても有害なので、ハーブや野菜などには使わないほうが無難だと思います。
ナメクジはおびきよせてまとめて退治
ナメクジは、植物にとって天敵で害虫と言えます。
ナメクジは、柔らかい新芽やつぼみを好んで食べます。
梅雨時などでは、ナメクジの動きが活発になり、多くの葉などが食べられてしまいます。
そこでナメクジ退治として登場するのがビールです。
空き缶などに飲み残しのビールを入れて、ナメクジの食い荒らし被害にあっている植物の周りに設置します。
ナメクジはビールも大好物なので、翌朝にはビールの周りにナメクジがいっぱい集まっています。
たくさん集まったところを一気処分というのが効率的かもしれません。
アルミホイルも防虫剤の代わりに?
そっと丸めたアルミホイルを置くだけで、虫退治につながります。
アブラムシはキラキラと光るものが嫌いという習性があるので、これを利用してプランターや鉢植えの周りにアルミホイルを置きます。
すると、キラキラと光るものが嫌いなナメクジはあまり多くやってこなくなります。
アルミホイルは、プランターや鉢の下に置くだけでも抜群の効果があります。